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【電子カルテ実践!SOAPって何?】電子カルテクラーク特別授業(医療事務・クラーク学科)

 【授業をのぞいてみよう】
医療事務・クラーク学科 1年生
3月1日
電子カルテクラーク特別授業
   
 
  

全国の専門学校で唯一アナブキでしか受けられない「電子カルテクラーク特別授業」 

    
プロ向けのクラーク養成講義を約1年間かけて取り組むプログラムで、講師は医療・介護の情報メディアの運営や医療機関向けの研修・セミナーを行っている日本経営(メディキャスト事業部)の大西先生です!
  

電子カルテクラークとは、医師の代わりに電子カルテ入力支援、電子カルテの導入・運用を行う医療事務スタッフのことです。
   
 
  
 

年間を通して行われる実践的な授業を通じ、身に付けた知識やスキルを駆使しながら、クラークの仕事に必要な能力を身に付けています。
今回も授業の様子をほんの少しご紹介します!
  
 

電子カルテ入力、実践でやってみよう!

 

授業スタート!今回で6回目となる授業。
学生たちは様々な知識やスキルを身に付けてきましたが、今回は実際に電子カルテ入力もしつつ、応用レベルの実践ワークにチャレンジします!
  

  
まずはグループごとにクリニックを作ります。
クリニックを作る、と言ってもテーマや設定を与えられるわけではないので自分たちで設定から考えていきます。

診療科(皮膚科・整形外科)を決めて、、、
 

   
診療科の病名、検査方法、処方される薬の情報を調べてまとめていきます。
以前(クリニックを作る回)よりみんなスムーズに設定できるようになっています!
  

  
大西先生もアドバイスをくれたりとサポートしてくれます。
  

   
クリニックが出来上がったら、患者さん役とクリニック側に分かれて、診療シミュレーションをしていきます。
 

3つのクリニックがオープン!(左)
   

こちらは待合室
 
 
 
患者さん役も指示されていないので、訴える症状も完全にアドリブです。
実際の環境を想定してのケーススタディで対応力も養われます。
  

 

診療記録で大事な「SOAP」とは?

 
医者役の学生が診療し、クラーク役の学生が電子カルテを入力していきます。
 

 
電子カルテには患者さんの訴えや、所見、診断、今後の方針など診療に関するすべてを網羅して記録する必要があり、それを医師と患者さんのやり取りを聞きながら入力するので結構大変です!
クラーク役の学生は「SOAP(ソープ)」を意識してカルテを作成しています!
 
Subject:主観的情報(患者さんが訴える症状)
Object:客観的情報(身体所見や検査結果)
Assessment:評価(診断結果と診断に至った根拠)
Plan:計画(治療や経過観察の計画)
 
「SOAP(ソープ)」は石鹸ではなく、カルテ入力の記入方式で、情報が網羅され、誰が見ても見やすいのがメリットで、医療現場でのコミュニケーションも円滑になります。
     

 
電子カルテの扱いにも慣れる必要があり、苦戦する場面も、、
 

   
各クリニック、約10人分の患者さんの診察が終了!
みなさんおつかれさまでした。
  

 

学びを実践で深める成長ステップ
 

  
実践することでより理解が深まるとだけでなく、現場での応用力も身につけることができます。
実際にやってみると難しいなど具体的な状況に直面することで課題の発見でき、それを克服する過程での効率的な成長が期待できます。

専門性と実践力を兼ね備えたクラークや医療事務をめざしてこれからも頑張りましょう!
    
 
授業の一部をご紹介しました!この授業が気になった人はこの後もぜひお読みくださいね。   
次回のレポートもお楽しみに!
   
 


 

電子カルテクラーク講義の目的
カルテを「読める」→「書ける」クラークになるために

  
1年かけて行うこのプログラムの最終目的は「カルテを書けるクラークになること」と大西先生。
  

   
「カルテ」は本来お医者さんが書くものですが、電子カルテクラークはカルテ作成を代行する仕事。
一見、知識があってパソコンが使えればカルテ作成もできそうに思えるかもしれませんが、このプログラムでは「他の医療従事者(医師・看護師・薬剤師など)」と「患者様」の両方に信頼されるクラークになるために必要な、一段レベルの高いスキルを身につけていきます。
    

  
▼カリキュラムの特長や大西先生の紹介は過去のレポートをご覧ください
【1年プログラムのキックオフ!】電子カルテクラーク特別授業
【診療シミュレーション!】電子カルテクラーク特別授業
【検査をゲームで学んじゃう⁉】電子カルテクラーク特別授業
【クリニックを作ろう】電子カルテクラーク特別授業
  


職業実践専門課程(文科省認定)ならではのカリキュラム

   
医療事務・クラーク学科は、文科省「職業実践専門過程」に認定されています。
 
「職業実践専門過程」は、業界と連携した授業や実習をふんだんに取り入れ、最新の業界ニーズを反映したカリキュラムが特徴です。
外部の多くの医療機関や企業と提携しているので、充実の実習やインターン制度はもちろん、「その道の専門家やプロ」の指導を直接受ける貴重な機会がたくさんあります。
   
職業実践専門過程についてはこちら(pdfファイル、文部科学省)
  

【ご注意】
電子カルテクラーク講義は2024年4月入学生の方は「医療事務・クラークコース」の方のみ受講できます。
  


 
    
2024年4月新コース登場!

  
オープンキャンパス予約はこちらから  
 

✔Tiktokやってます!授業やイベントの様子も 
#医療事務学生あるある
 

@anabuki.iryo #医療事務学生 理想のクリニックつくってみた🏥 チームに分かれて理想のクリニックをつくる授業を行いました! クリニック名やコンセプト、間取り図を作り、個性豊かなクリニックが誕生しました👩‍⚕️ このワークは、どんな部屋が必要か、どんな設備が必要か、医師をはじめとするスタッフはどれくらい必要かを診療科ごとに考えることが出来ます✍️ 患者として行くだけではあまり考えないクリニックの全体像を知ることは、就職してからも必ず役に立ちます👀 最後はプレゼン!なんでも相談できるクリニックや、子どもが怖がらない小児科、待合に足湯がある♨️内科など、個性豊かなクリニックが完成しました✨ #医療事務 #医療事務学科 #専門学生 #進路 #社会人 #高校生 #穴吹ビジネス専門学校 #広島 #岡山 #好きを極めてプロになる #学校 #調剤事務 #医療クラーク #電子カルテクラーク #医療 #病院 #クリニック #調剤薬局 ♬ Food – eas Ratta