UIデザイナーになるには|仕事内容ややりがい・必要な資格・就職・年収を解説|未経験からなるには

UIデザイナーとは

 UIデザイナーとは「ユーザーにとって分かりやすく操作のしやすい、ユーザー目線のUIをデザインする」デザイナーのことを言います。

 そもそも「UI」とは「ユーザーインターフェース」の略で、商品やサービス・コンテンツの中で私達が触れる部分を指します。

 私達が日頃使っているスマートフォンの操作画面がわかりやすいでしょう。そんなユーザーの満足度(ユーザビリティ)を上げ、情報をより円滑に伝えるために必要不可欠なUIデザイナーについてご紹介します。

UIデザイナーの仕事とは

■UXデザイナーとの違いと仕事内容

 まずUIデザイナーの仕事内容を知る上で必要な「UXデザイナー(ユーザーエクスペリエンス:体験)」との違いをお伝えします。

 一般的に両者とも同じ分野・職業として認識されることも少なくありません。それに加え両方を担当しているデザイナーもいます。

 両者の簡単な違いとしては「業務範囲の広さ」です。UXデザイナーはスマホアプリや商品のサービス全体を担当し、クライアントが抱えている問題の解決、そしてユーザーがゴールまで辿り着くにはどのような手順が必要かを考えます。

 それに対し「ビジュアル」の部分を担当するのがUIデザイナーの仕事内容になります。

 日頃見るWebサイト内のボタンや文字(フォント)、ゲームコントローラーのボタンの配置など様々です。

 たとえばサイト内にある予約フォームのボタンひとつでも、そのデザインによってクリック率に変化があったり、デバイス別では見え方や操作性が違ったり、そもそもボタンとして認識されていない場合があればデザインを変更したりなど、プロジェクトの中でUXデザイナーがめざしているゴール・目的にユーザーをたどり着かせるためには大切な存在です。

UIデザイナーになるには

 UIデザイナーになる方法はデザインの基礎知識から、Webサイトをデザインするための制作ツールの技術習得や、UXデザイナーやクライアントとの仕事を円滑に行うための用語理解など様々なスキルが必要です。

 独学でも時間をかければ習得することが可能かもしれませんが、これらの技術の習得・スキルを向上させるために、Webサイトのデザインに必要な専門知識やデザインの基礎となるソフトであるDreamweaverやWordPress、ビジュアルデザインに必要なPhotoshop、Illustratorのスキルから、より仕事を円滑に進めるためにHTMLやCSSなどのコーディング技術を専門学校などで学びます。

 

UIデザイナーになるために必要な資格とスキル

 

Photoshop(フォトショップ)・Illustrator(イラストレーター)

 魅力的なビジュアル制作のために必要なソフトとしてAdobe(アドビ)「Photoshop」「Illustrator」があります。サイト内のボタンに必要な3D表現や、CGビジュアル等の制作もこのツールで制作できるため、デザイナーには必要不可欠なソフトです。

 スキルの証明のために「Photoshop®クリエイター能力試験」「Illustrator®クリエイター能力認定試験」「色彩検定」などがあり持っておくと良いでしょう。

 

Dreamweaver(ドリームウェーバー)・WordPress(ワードプレス)

 UXデザイナーやプランナー・アートディレクター・マーケティング担当のマーケター・エンジニアと仕事をする上で、わかっておくと良いものとして「Dreamweaver」や「WordPress」などがあります。

 どちらもWebデザインに必要なソフトであり、Webサイトのレイアウト設計・構成から簡単な装飾や演出などがデザインできるようになっています。

 ビジュアルのみのデザインなら「Photoshop」や「Illustrator」のみで十分ですが、新しい演出やアイデアの提案ができるようになることが可能です。そのためにもウェブデザイン技能検定などを持っておくと良いでしょう。

 

UIデザイナーに向いている人の特徴

 UIデザイナーは、ユーザーのことを第一に考えデザインします。デザインを自分の個人的な好みで判断するのではなく、ユーザーの視点になって考えれる人が向いています。他にはコミュニケーション能力に長けており、細部にまで気配りができるサポート好きな人が向いています。

UIデザイナーの給料・年収について

 UIデザイナーの平均年収は590万円程度と言われています。全体の給与幅としては318〜989万円と比較的広いため、勤務先や経験・求められるスキルによっても大きな差が生まれます。

参考:求人ボックス

UIデザイナーの就職先

 UIデザイナーの就職先としては、デザイン事務所や制作会社・メーカーなどの自社製品、自社サービスの開発やIT業界など幅広く就職することができます。他にはフリーランスのUIデザイナーとしてWebサイトの制作や改善等のプランナーとして活躍できます。

UIデザイナーを目指す穴吹学園の学科

 穴吹ビジネス専門学校には、UIデザイナーをめざすことができる「CG・WEBデザイン学科」(2年制)があります。Webサイトのデザインはもちろん、コーディング、分析能力などトータルでディレクションできるデザイナーをめざします。

 

 本学科では現役のプロのデザイナーから、業界で求めれられているデザインやスキルを学ぶことができ、さらには企業や行政と連携した産学連携で、実際の仕事を在学中から経験することができます。ヒアリング・コーディング・デザインなど学生自ら主体となり、実装までのスケジュールを管理しながらデザインすることで卒業後に即戦力として活躍できる人材育成をめざします。

 

CG・WEBデザイン学科 2023年3月度卒業生 【就職率100% 業界内定率100%】を達成

 

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