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動物看護の要!プロから学ぶ保定技術の極意(動物看護総合学科)

【授業をのぞいてみよう】
動物看護師セミナー「動物のストレス軽減に配慮した実践保定法」
動物看護総合学科(3年制)
 

   

  

保定は単なる技術ではない「コミュニケーション術だ」

 

6月、動物看護総合学科の学生たちが、動物看護のプロフェッショナルである村尾信義先生から特別授業を受けました。
この講義は近隣の動物病院で働く動物看護師さんたちにも公開されている講演会で、卒業生もたくさん訪れていました!
 

今回のテーマは「保定」。
一見すると単純な技術に思えるかもしれませんが、実は奥が深く、動物看護の核心とも言える重要なスキルです。
 

 

村尾先生は「保定はコミュニケーション術」だと強調します。
動物を単に押さえつけるのではなく、動物の気持ちを理解し、信頼関係を築きながら行う技術なんですね。
 
また、犬と猫、それぞれの特性を理解した保定をすることの重要性についても話がありました。
特に猫は四肢を同時に素早く制御する必要があったり、場所によっては大きなストレスを与えてしまうなど注意する点もレクチャーいただきました。

 
 
 


バイオメカニクスを活用した効果的な保定、ストレス軽減の工夫
 

 
  
大型犬の保定では、力任せに押さえつけるのではなく、犬の重心を理解し、バイオメカニクスを活用することが重要です。例えば、前肢と後肢を近づけることで、犬の力を抜きやすくすることができます。

「大型犬の保定は力が必要だと思っていましたが、重心の位置を意識するだけで簡単にできることに驚きました」と学生も感想を述べていました。

 
 

学生たちも心掛けていることですが、保定中の動物のストレスを軽減するためには、言葉遣いにも気を付ける必要があります。
ネガティブな言葉は避け、ポジティブな言葉で声をかけることが大切です。
その他、ラベンダーの精油や特定の音楽を使用することで、動物のリラックス効果を高められることも紹介されました。
 

学生たちの反応

多くの学生が、この授業を通じて保定に対する認識が大きく変わったと話していました!

「保定は単なる技術ではなく、動物とのコミュニケーションなんだと気づきました。これからは動物の気持ちをもっと考えながら実践していきたいです」

「犬種によって重心の位置が違うことを学び、それぞれの犬に合わせた保定の重要性を理解しました」
 

 

保定は動物看護の基本であり、同時に最も奥深い技術の一つです。
正しい知識と技術を身につけることで、動物のストレスを軽減し、治療をスムーズに進めることができます。
これは動物のQOL(生活の質)向上にもつながる重要な要素、動物と飼い主さんに信頼される動物看護師になるために極めていきたい技術です!


 
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