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初めての実践に挑戦する2年生たち

この日の実習テーマは「混合ワクチン接種」。いつも授業をお手伝いしてくれるスタッフ犬たちのために、学生たちが実際にワクチン接種を行います。

家庭犬や猫に比べて外出の機会が多いスタッフ犬たちにとって、感染症対策はとても重要です。

座学やワクチン作成の練習はしてきましたが、スタッフ犬への接種を実際に担当するのは今回が初めて。学生たちも緊張気味です。

ワクチン接種における動物看護師さんの役割は?

ワクチンとは、病原体を無毒化・弱毒化したものを体に接種して抗体を作らせ、感染症に対する免疫力をつけるためのもの。わんちゃん・猫ちゃんの命を奪うかもしれない危険な病原体から守るために、定期的な接種が欠かせません。

獣医師の先生立会いの下、学生たちは一連の流れを実践していきます。

まずは心拍数、呼吸数、体温などのバイタルチェックから。異常がないか確認して、獣医師の先生に報告するのも動物看護師の大切な仕事です。

続いて注射器や消毒用脱脂綿などの器具を準備し、混合ワクチンを作ります。

今日までに授業で原理を理解し、シミュレーションを重ねてからの初めての実践。

学生たちは緊張しながらも、一つひとつの作業を確実に進めていました。

準備ができたら、いよいよ獣医師の先生による診察とワクチン接種です。

この時の「保定」(ほてい:動物の身体を固定すること)がとても重要!安全に接種するため、動物看護師が最も集中するところです。

学生たちは獣医師の先生の手技も真剣に観察。躓いてしまったところや具体的なコツは、現場での経験が豊富な先生たちから随時フォローが入るので、安心して実践できます。

報告のためのカルテ記入も動物看護師のお仕事です。

動物も人も安心!みんなの健康を守る技術を実践で身につけよう

無事接種完了!終わったらスタッフ犬をしっかり褒めてあげます。

また、接種後の急変に備え経過観察もしっかりと。

ワクチン接種でわんちゃんも人も安心して元気に過ごせますね。

動物看護総合学科では、スタッフ犬に協力してもらい、実際に動物病院で使用する器具を使って授業を行っています。

獣医師のパートナーとして、よりレベルの高い獣医療を実現するために、これからも必要な知識と技術を学んで、即戦力で活躍できる力をしっかりと身につけていきましょう!

動物が好き!動物看護師をめざしたい!

 
そんな方はぜひオープンキャンパスで授業を体験してみてください。
高校1・2年生や社会人の方、保護者様も参加できますので、ご家族やお友達とお気軽にお越しください。
学校生活や就職について先生や在校生に聞くこともできますよ。


  
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