【授業をのぞいてみよう】
6月18日(水)
動物看護総合学科 2年生
動物外科看護学実習
本格的な手術準備を体験
「動物外科看護学実習」では、将来動物看護師として欠かせない外科看護の基礎を実践的に学んでいます。
今日は手術の安全と清潔を保つための「手術衣の着用」と「滅菌グローブの装着」です。
手術において清潔野(手術を行う際に、無菌状態を保つ必要がある範囲)を確立し維持することは、患者である動物を感染から守るために絶対に必要なことです。
手術衣と滅菌グローブは、この清潔野を守る最も重要なバリアとなります。学生たちは真剣な表情で、でも楽しみながら、これらの技術を身につけました。
細かな手順にも意味がある
実習では、まず徹底した手洗いから始まります。「スクラブ法」という特別な手洗い方法で、指先から肘まで丁寧に洗い、滅菌されたタオルで拭き取ります。

手洗い後は、腕を腰より下に下げないよう注意するなど、細かなルールもしっかり守ります。
滅菌グローブの装着では、補助者がグローブの袋を開き、装着する人が直接袋に触れないようにするなど、チームワークも重要です。
片手ずつ慎重にグローブを装着し、手術衣の袖にしっかりと被せることで、完全な清潔状態を保ちます。

仲間と協力しながら成長しています
学生たちは初めて行う複雑な手順に最初は戸惑いながらも、クラスメイトと協力し合い、教員からの丁寧な指導を受けながらスキルを身につけています。一人では難しい作業も、仲間と助け合うことで確実にマスターしていきます。

今回の経験は、今後予定されている模擬手術でさらに実践を重ねて、より高度な外科看護の技術へとつながっていきます。
動物看護総合学科では、このような実習を通じて、動物の命を守るための責任感と、実際の動物医療現場で求められる確かな技術力を養っています。理論だけでなく、実践的な経験を積み重ねていきましょう!
動物が好き!動物看護師をめざしたい!
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