公務員ビジネス学科/公務員学科
【活躍する卒業生】
広島県警察 福山東警察署
警察官 W・Aさん
※本記事では、撮影のためマスクを外しています
アナブキの公務員学科を卒業したWさん(府中高校出身)は、現在交番で警察官として働いています。
警察官になるために何度も挑戦し、合格した経験や、仕事のやりがいや苦労などについてお話を伺いました。
※記事内容は2023年2月時点のものです
3度落ちた警察官試験、アナブキで面接対策して4回目で合格した私の物語
――アナブキに入学したきっかけは何ですか?
「私は警察官になるための採用試験に3度落ち、アナブキに入学して4回目のチャレンジで合格しました。
落ちた3回とも3次試験の面接で不合格となっていました。
採用試験には独学で合格できると思い、最初の1年はアルバイトをしながら勉強し、チャレンジしていましたが、面接については1人ではどこが悪いか分からず、合格するためにどこを改善したらいいのか分かりませんでした。
その時、母から 「知り合いの娘が穴吹の公務員学科に行って、公務員試験に合格した」 「面接試験も対策してくれるらしい」 という話を聞き、アナブキの公務員学科に入学しようと思いました。」
アナブキ公務員学科で短期間に成長した私。コロナに負けず警察官試験に挑戦して合格
――アナブキではどんなことを勉強しましたか?
「私が入学した年はコロナが大流行し始めた年で、入学したといえど入学式はなく、4月・5月中は自宅でオンライン授業、6月から分散登校、7月にやっと全員が揃っての授業という感じでした。
そして私は入学して1発目に挑戦した警察官の採用試験に合格し、そのまま10月採用で警察学校に入校することに決めたので、穴吹での学校生活は短いものでしたが、在学中は入学動機だった面接練習を積極的にお願いして教えてもらって放課後も練習しました。
また短期間でも友人も出来て一緒に勉強や遊びもできたのが楽しかったです。」
――現在はどんな仕事をされていますか?
「パトロールや巡回連絡をしたり事件事故等があれば対応する交番勤務です。」
警察官の仕事とやりがい。事件事故関係者の笑顔がモチベーション
――仕事ではどんなことが嬉しかったり、やりがいを感じますか?
「仕事では事件事故関係者の笑顔が見られることですね。
例えば近隣トラブルで困っておられた方から 「パトロールしてくださってありがとう」と言われたり、「女性だから話せてよかった」と言われたりすることです。
自分の仕事が誰かの役に立ってるんだなあと感じますね。」
――警察官として働く上で、一番大変だったことは何ですか?また、どうやってその困難を克服しましたか?
「一番大変だったことは、交番管内の地理を覚えることです。
地元なので大きい道はある程度分かりましたが、細かい道は全くと言っていいほど分かりませんでした。
指導部長と、地図を見ながらぐるぐる管内を回り、実際と比較しながら場所を把握していきました。
今では通報が入れば交通状況によって道を変えながら、その場所が知らないところでも大まかな場所目標は分かるようになりましたし、通報がよく入る場所であれば地図がなくてもそのまま行けるようになりましたよ!」
一緒に働く上司が目標!追いつけるよう日々努力しています
――警察官になってからの目標や夢はありますか?また、その目標や夢に近づくためにどんな努力をしていますか?
「私の目標は、現在交番で一緒に働かせていただいている上司です。
誰よりも腰軽く動き、事件事故の現場で的確に判断を下し、その後の捜査も積極的に行われています。
私たちのような若者にも気さくに絡んでくださり、人柄も含めて尊敬する警察官です。
まだまだ知識も現場経験も足りませんが、これからの経験を確実に力にし、人脈を広げ、その背中に少しでも追いつけるように日々必死です。」
試験に落ちても努力とやり方次第で変わります。諦めず夢に向かおう
――最後に、穴吹学園の在校生や高校生へ向けてメッセージをお願いします!
「私も何回も試験に落ちていますし、体力も運動部並みではありませんでしたが、努力とやり方次第で変わってくるところもあると思います。
何より全て おいて“諦めない心”が大切だと思います。
私も諦めず仕事に取り組んで行きます。みなさんも、やりたいことに向かって頑張ってください!」
高校生向け!無料公開講座。初回参加でテキストもらえる
■おまけのオフショット
福山東署の方が撮影に全面協力してくださいました!
↑学校のすぐ近く!御船町交番にて撮影
とても明るくきさくに撮影に応じてくれたWさん。
誰に対しても、一人ひとり丁寧に、そして明るく対応されているのが印象的でした。
Wさんのような人が街の安全を守ってくれていると思うと安心です!
【撮影協力】
広島県警察 福山東警察署
ホームページ
公式Facebook