学生たちが挑戦！小学生向けネットリテラシー講座で地域に貢献【Webマーケティング専攻】（ITビジネス学科）

【学生企画イベント】
７月４日（金）
ITビジネス学科　2年生
多機能事業所「奏」（福山市熊野町）でのITリテラシー＆コミュニケーション講座

ITビジネス学科の実践的授業 – 地域に貢献する学生主導のイベント企画

現在、Webマーケティング専攻の学生たちが取り組んでいるのは、グループに分かれて「イベント」を企画し、実施に向けて営業や集客などビジネス（ボランティア）を体現する授業です！この授業では、学生たちが自ら企画から運営まで一貫して行うことで、マーケティングや販売営業のスキルを実践的に学ぶことができます。

　
今回はその中の１つのグループが企画した小学生向けの「ITリテラシー＆コミュニケーション講座」を紹介します！
　

楽しく学ぼう！ネットの正しい使い方

　
5名の学生チームが訪れたのは、福山市熊野町にある、音楽療法型の多機能事業所「奏（かなで）」様です。
　
※多機能事業所とは児童発達支援、放課後等デイサービス等や障害福祉サービス事業など複数の事業を行う事業所のこと。
　　
施設を利用する小学生15人に、インターネットの利用方法や対人コミュニケーションについて、クイズやゲームを交えながら楽しい授業を行いました。　
　
少し早めについた学生たちは子供たちと一緒におやつタイムを過ごした後、講座をスタート！
　　

　
「SNSで友だちの悪口を見つけたら？」「知らない人から『お金をあげる』というメールが来たら？」といったクイズを出題。
子どもたちはそれぞれの問題を一生懸命考えて、答えてくれました！
　
発達障害など、コミュニケーションに課題を抱える子供たちも多いことから、ネットリテラシーだけでなく、レクリエーションを通して学べるように工夫していました。
　　

イベント企画のきっかけは？学生たちの思いとチャレンジ

　
きっかけはネットトラブルが最近増えていること。
「十分な情報教育がされていないまま若者が被害にあってしまう現状に対して、自分たちでできることが何か考えたとき、より若い世代に正しいネットや人との向き合い方を再確認するとこが重要だと思いました。」
　

　
準備に当たっては、初めてのことも多く、苦労したとのこと。
「忙しい事業所の職員さんとの連携や、対象の子供たちに理解できる内容にするためのレクリエーション（ゲーム）の選択が大変でした。」
　

　　
イベント終了後は子供たちや職員のみなさんがアンケートを書いてくれました。
子どもたちや事業所の人たちからたくさんの「ありがとう」の声をもらって、学生たちはとても嬉しかったようです。
　

　
　

地域に貢献しながら、自分も成長

　　
「多くの子供たち、職員さんにポジティブな感想をいただき、次回に繋がるイベントになったと感じました。目標としていたKPIを80％以上超えており、大変満足していただけたことを実感しました。」
　
KPI（目標達成のための各プロセスにおいて、達成度合いの計測と評価をするための指標）など、目標設定や達成度の確認もしているのは、さすがマーケティング専攻の学生です！

　　
地域の課題解決に向けて、学生たちが主体的に取り組むことで、マーケティングやビジネスの実践力を身につけられる一石三鳥の取組み。
地域との交流を通して、地域への理解と愛着も深まったと感じます。

今回の経験で手ごたえを感じた学生たちは、このイベントを一過性のものではなく、定期的に行って定着させたいと話していました！
　

　　
▼地元の経済誌「ビジネス情報」さんの取材も受けました！
　　　　
　　
他にも学生企画が進行中！
　

　　

スマホ教室を企画した学生グループ
　

ゲーム体験イベントPRポスター
　　

チラシの作成や地域団体・企業との交渉など、イベントの集客や実施に向けた活動に取り組んでいます。
これらの経験を通して、地域の課題解決に貢献しながら、自身のスキルアップにもつなげられるのが特徴です。
自分の学びが直接社会の役に立つって、とってもやりがいがありそうです！　
　

Webを中心としたマーケティングの知識技能を
活かして、販売・企画・営業職をめざせる「Webマーケティング専攻」

　
　　　　　
ITビジネス学科ではITリテラシー、事務処理、マーケティング・金融など社会が求める多様なスキルを身につけ、適性や活躍したい場に合った専門性を磨きます。
幅広い職種に対応した学びができるから、入学後に様々な授業を通して、「なりたい自分」をみつけることもできるのがＩＴビジネス学科です。
　
　　
▽入学後に選択できる２つの専攻「Webマーケティング専攻」「オフィスビジネス専攻」
　
　　
　
　