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パティシエの仕事内容とは
「将来はお菓子を作る仕事がしたい!」と考えているなら、まず思い浮かぶのがパティシエですよね。 パティシエは「子どもがなりたい職業ランキング」でも常に上位に入る、みんなの憧れの職業です。
でも、「具体的にどんな仕事をするの?」「資格は必要なの?」と疑問に思っている人も多いはず。 この記事では、パティシエを目指す高校生のみなさんに向けて、仕事の魅力や気になる収入、国家資格である「製菓衛生師」の取り方まで分かりやすく解説します!
「パティシエ」とはフランス語で「菓子製造人」、つまり洋菓子作りのプロフェッショナルのこと。 ホテルや町のケーキ屋さん、カフェなどで、ケーキやクッキーなどの洋菓子を作るのが主な仕事です。
ちなみに、和菓子を作る人は「和菓子職人」と呼び、パティシエとは区別されています。

本場フランスでは「医者」と同じくらい尊敬される職業
実は、洋菓子の本場フランスでは、パティシエは医者と同じくらい社会的地位が高い職業として尊敬されています。
フランスでパティシエを名乗るには国家資格が必須。さらに技術レベルに応じた免許が細かく分かれているなど、非常にストイックな世界なんです。
パティシエになるには
パティシエになるには、大きく分けて「専門学校に通うルート」と「未経験からお店に入るルート」の2つがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

専門学校で基礎からじっくり学ぶ(王道ルート)
パティシエを目指す人の多くが選ぶのが、製菓系の専門学校へ進学する道です。
国家資格「製菓衛生師」が取りやすい!お菓子作りの技術だけでなく、食品衛生などの専門知識を学びながら、業界で信頼される国家資格の取得を目指せます。
プロの技術を直接教わることができる!学校によっては、有名ホテルのシェフや人気店のオーナーが講師として来ることも!現役プロの技を間近で見られるのは大きな魅力です。
「仕事の基本」を失敗しながら学べる!道具の使い方や材料の知識など、基礎をしっかり固めてから就職できるので安心感があります。
未経験から現場に飛び込む(修行ルート)
資格を持たずに、アルバイトや契約社員としてお店に採用してもらう方法です。
まずは「見習い」からスタート!最初は掃除や材料の準備、洗い物などが中心になることが多いです。
働きながら技術を盗む!数年かけて先輩の動きを見たり、手伝ったりしながら、実戦の中でスキルを身につけていきます。
パティシエになるのに必要な資格とは
パティシエとしてプロの証明になる「製菓衛生師」の免許。 この資格を取るには2つのルートがありますが、高校卒業後の進路としておすすめなのは「製菓系専門学校」に通う方法です。その理由を分かりやすく解説します!
1. 専門学校ルート(最短&確実!)
お菓子作りの設備が整った学校で学びながら、スムーズに資格取得を目指す方法です。
最短で受験資格がもらえる !国が指定する学校(養成施設)で1年間学べば、受験資格が手に入ります。2年制の学校なら、2年生の時に試験を受けて、卒業と同時に免許を持っている状態になれます。
お菓子作りの「全部」をマスターできる!洋菓子だけでなく、和菓子、製パン(パン作り)、焼き菓子など、幅広いジャンルを実習で学べます。
プラスアルファのスキルも身につく!お菓子の作り方だけでなく、可愛く見せる「ラッピング」、お客様をもてなす「サービス」、安全を守る「食品衛生」など、現場で即戦力になれる知識をトータルで学べます。
2. 独学ルート(働きながら目指す)
学校へ行かず、すぐにお店に就職して資格を取る方法です。
2年間の実務経験が必要!試験を受けるまでに、まず現場で2年間働かなければなりません。
勉強時間の確保が大変!パティシエの仕事は朝早くから夜まで忙しいため、疲れた後に一人で机に向かって勉強するのはかなりの根気が必要です。
必ず取れるとは限らない!現場では「技術」は学べますが、試験に出る「衛生法」や「栄養学」などの理論は自分で教科書を開いて勉強しなければなりません。
結論:迷っているなら「専門学校」が近道!
無資格で就職活動をするよりも、「技術と知識をしっかり持っています!」という証明(免許)を持って挑む方が、希望のお店に採用されるチャンスはぐっと広がります。
基礎をしっかり固めて、最短でプロのパティシエになりたいなら、まずは専門学校で仲間と一緒に切磋琢磨しながら免許取得を目指すのが一番の近道ですよ!
パティシエに向いている人の特徴
パティシエはお菓子のプロフェッショナル。「お菓子が好き!」という気持ちはもちろん大切ですが、プロとして活躍するためにはどんな力が必要なのでしょうか?
自分に当てはまるかチェックしてみてくださいね。

1. 「人を笑顔にしたい!」というホスピタリティ
パティシエにとって一番のやりがいは、自分の作ったお菓子で誰かを幸せにすること。 「お菓子作りを通じて、食べた人を笑顔にしたい」というサービス精神がある人は、厳しい修行も乗り越えていける大きな才能を持っています。
2. コツコツ学べる「研究心」と「探究心」
お菓子作りは、実はとっても科学的なので、基礎知識も必要です。例えば器具の正しい使い方や、素材(小麦粉、卵、砂糖など)の性質を知っておく必要があります。また、正確な技術 が求められます。1g単位の計量や、丁寧な下処理。 これらを「なぜこうなるんだろう?」と楽しみながら、積極的に学べる研究心がある人はパティシエにぴったりです。
3. トレンドをキャッチする「アンテナ」と「向上心」
スイーツの世界には、季節ごとの旬や、時代に合わせた流行があります。 「次はどんなデコレーションが流行るかな?」「新しい材料を使ってみよう!」と、常にアンテナを張り巡らせ、新しいことに挑戦し続ける向上心がある人は、業界で長く愛される存在になります。
パティシエの給料・初任給
進路を決める上で、やはり気になるのが「お金(お給料)」のことですよね。 パティシエの初任給(新卒で初めてもらうお給料)は、実は「学歴」や「就職先」によって差が出ることがあります。
進路で変わる!初任給の目安
一般的な平均値で見ると、以下のような違いがあります。例えば、専門学校を卒業して就職した場合は約20万円〜、未経験や高校卒業後すぐに就職した場合は、 約15万〜18万円となります。ただし、勤務地(都会か地方か)や、年齢、社会人経験によっても変動します。
また、働く場所によっても差があり、大手ホテルや有名なレストラン、大企業の菓子メーカーなどは、個人店よりも少し高めに設定されているケースが多いです。
「給料が低いから……」と夢を諦めるのはもったいない!
数字だけを見ると「意外と普通かも?」と感じるかもしれません。しかし、パティシエは「技術を身につければ、自分で収入を増やせる職業」です。
技術が上がればお給料もアップ!「スーシェフ(副料理長)」や「シェフ・パティシエ(責任者)」になれば、責任に合わせて収入も上がります。
将来は「独立開業」という大きな夢がある!自分の店を持ち、人気店になれば、会社員として働くよりもずっと多くの収入を得ることも可能です。
世界を舞台に活躍できる!本場フランスで修行したり、国際的なコンテストで賞を取ったりすれば、世界中で求められるスターパティシエも夢ではありません。今は「修行」としてスタートしても、身につけた技術は一生モノの財産になります。
パティシエの将来性
パティシエといっても、働く場所によって仕事内容や学べることは大きく変わります。代表的な2つの就職先を比較してみましょう。
街のケーキ屋さん・パティスリー(地域密着・個人店)
もっとも身近で、パティシエらしい働き方ができる場所です。スタッフが少ないため、材料の仕入れから生地作り、デコレーション、さらには接客・販売まで、お菓子作りのすべての工程に関わることができます。
「全部自分でできるようになりたい!」という人や、将来自分の店を持ちたい人には最高の修行場所になります。アットホームなお店から、行列ができる有名店、おしゃれなカフェまで選択肢が豊富です。
ホテル・ブライダル(結婚式場)
華やかなパーティーや披露宴のスイーツを担当する場所です。コース料理のデザートや巨大なウェディングケーキなど、一度に大量のお菓子を作ります。多くのパティシエがいるため、作業は「分業制」(担当分け)で行うのが一般的です。
一流のシェフからプロの技術やセンスを直接学べるのが最大の魅力。専門的な技術を深く、じっくり磨くことができます。大規模な施設ならではのチームワークや、高いレベルの接客マナーも身につきます。
将来の「なりたい姿」に合わせて選ぼう!
パティシエの道は、就職して終わりではありません。その先には「独立して自分のお店を持つ」という大きな夢も待っています。「最短ルートで全部の作業を覚えたい!」 と思う人は、 街のケーキ屋さんや個人店がおすすめ。「一流の現場で、専門性を極めたい!」 と思う人は、有名ホテルや大手企業がおすすめ。
「自分はどんなパティシエになりたいか?」「どんな環境なら頑張れそうか?」を考えながら、自分の性格や目標にぴったりの職場を見つけてください。
先輩パティシエの声
池田朋花さんは、福山市のレストラン「ステーキ懐石 都 春日」でコース料理のデザート開発を任されるなど、入社1年半で第一線で活躍している若手パティシエです。

コースの締めくくりとなるデザートを任される責任ある立場でありながら、次の目標としてウエディングケーキを手掛けることにも挑戦しており、後輩指導にも取り組む頼もしい存在です。 高校生に向けては、「お菓子が好き、作ることが好きという気持ちを大切に、パティシエという夢に挑戦してほしい」とメッセージを送り、パティシエの仕事の魅力と可能性を体現する先輩として活躍しています。
パティシエ(製菓衛生師免許取得)をめざす穴吹学園の学科
穴吹調理製菓専門学校には、パティシエを目指せる「パティシエ・ベーカリー学科(2年制)」があります。お菓子を作る幸せ・食べる幸せの両方を提供し、お菓子を通して心を豊かにすることを基本として、仕事に必要とされるさまざまな菓子製造技術とスキルを学べます。
穴吹独自のカリキュラムとして、就職1年目に必要となる基本的な技術の反復や、独自に設定している校内検定での作業チェック、先輩の授業見学などパティシエやブーランジェ(パン職人)、ショコラティエとしてやりがいを持ち、長く働くための仕組みや、卒業後最短で実力の証明となる菓子製造技能士2級も取得可能。
また、特別実習として有名ホテルのパティシエやオーナーパティシエを招待し、現場のプロから直接講義を受けることができます。
入学直後から卒業後・就職後を見据えた穴吹調理製菓専門学校で、あなたも「おいしい」と「笑顔」を作る即戦力となるパティシエを目指してみませんか。高校生のオープンキャンパス参加も絶賛受付中となっています。