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犬の血液型って?スタッフ犬たちの血液検査をしました【動物臨床検査学】(動物看護総合学科)

【授業をのぞいてみよう】
10月2日(月)
スタッフアニマルの血液検査(動物臨床検査学)
動物看護総合学科 2・3年生
 
    

愛犬の命を守る!?犬の血液型の秘密

 

 
10月に入り、3年生は学生生活が残り半年になりました!
この日の看護実習室では2年生と3年生が一緒に授業をしていました。
  
実習テーマは「血液検査」
スタッフ犬たちの血液型を調べる「血液型検」と輸血時の適合性を調べる「クロスマッチ検査」を実施しました。
 
 
  
犬の血液型は複数ありますが、代表的なものはDEA(Dog Erythrocyte Antigen/赤血球抗原)の型により分類されていて、さらにそれぞれのDEAの型を持っているか(+)持っていないか(-)で血液型が決定し、DEA1.1(+)のように表します。実際に輸血を行う際には必ずクロスマッチテスト(交差適合試験)を行い、他の血液型の不適合によるリスクを防ぐことができます。
血液型検査やクロスマッチ検査をすることで、いざというときに安心して輸血を受けたり、逆に供血犬として役にたつこともできます。
   


 

犬の健康を守る!血液検査の舞台裏と動物看護師の役割

 
血液検査の実習に当たり、事前に座学でしっかりと各検査の内容などを確認をしています。
学生が持つ資料にはたくさん書き込みがされていました。いよいよ実践です。
  
 
   
採血や検査のための器具・試薬の準備
  


  
獣医師や愛玩動物看護師の先生にバイタルの報告をして、採血してもらいます。
血液型検査やクロスマッチ検査は少量の血液で実施できるので犬にも負担が少ない検査です。
  
※国家資格化により、愛玩動物看護師(国家資格)は獣医師の指導の元、採血実施が可能になりました
  

 
採血する時の保定は学生達(動物看護師)の役割です。安全に採血するために「保定」はとても大切!
 

  
採った血液は遠心分離など前処理をします。
前処理した血液はどんどん変質します!スピードと正確さ、どちらも重要です。
  

   

未来の愛玩動物看護師たちが共に成長!

  
まだ慣れていない2年生を同じグループの3年生がしっかりとフォローしていました。
技術が身についているのはもちろん、しっかりと理解しておかなければ説明できません。
さすが3年生、後輩に指導できるまで成長した姿がとても頼もしかったです!
 

 

   
これからも一緒に頑張って学び続けていきましょう!
   
 
おまけ。頑張ったスタッフ犬ベル(前足が可愛い)。


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動物看護医療コース&動物看護セラピーコース
それぞれどんな授業があるの?どんな人が向いてる?
 
  
    


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