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1人で参加する高校生は意外と多い?実情をチェック

オープンキャンパスには1人で参加するのは少数派と思われがちですが、実は意外と多いのが実情です。
実際には、友人同士で来ているように見えても、1人で参加している人はかなりの数にのぼります。アンケートによっては、全体の半数以上が1人というケースもあるほどです。多くの先輩方が自由に回りたい、勉強に集中したいという理由で単独参加を選んでいることもわかっています。周囲の目を気にしすぎず、自分の目的に合わせて行動できるのが1人参加の大きな特徴といえます。
オープンキャンパスに1人で行くメリット
次に、1人参加の具体的なメリットを見てみましょう。
グループでの参加と違い、1人だと行動計画やプログラム選択を自由に組み立てやすいのが大きな利点です。友達とのやり取りに時間を割かなくて済むため、効率的に見学を進めることができます。また、学校関係者にじっくり質問しやすいので、気になることを納得いくまで聞けるでしょう。こうした点は、進学情報をしっかりと把握したい人にとって大きな魅力となります。
自分の自由なペースで回れる
1人参加であれば、見たいプログラムを選びやすく、自分の興味を優先して回ることができます。滞在時間や移動のタイミングも自分で調整できるので、必要な部屋や施設を効率よく巡ることが可能です。もし予定より早く見学が終わったとしても、そのまま帰宅するか、もう一度気になるブースに立ち寄るかを自分の判断で柔軟に決められます。
先生や在学生に質問しやすい
複数名で参加している時は、他の人に遠慮して質問のタイミングを逃してしまうことがあるかもしれません。1人だと気兼ねが少なく、疑問点はその場で思い切って質問しやすいです。スタッフや在学生も、1人で参加している人には手厚く対応してくれる場合が多く、深い話を聞けるチャンスにも恵まれやすいでしょう。
通学ルートやキャンパス雰囲気をじっくり体感できる
自宅からの通学ルートがどのくらい快適か、駅やバス停からどれくらいの距離なのかなども、1人なら気が散らずによくわかります。実際に歩いてみることでキャンパスの広さや雰囲気を肌で感じられるのもメリットです。こうしたリアルな感覚はパンフレットやWebサイトでは得られないため、進学先をしっかり選ぶのに役立ちます。
友達に遠慮せず興味のあるプログラムを選択できる
グループで行くと、友人の好き嫌いや都合を考慮する必要があり、プログラム選びが制限されがちです。1人なら、心から興味のある講義や施設見学だけを集中して回ることができます。たとえ自分だけが関心を持っている分野でも自由に動けるので、結果として有意義な情報をより深く得られるでしょう。
オープンキャンパスに1人で行くデメリット

一方で、1人参加ならではのデメリットも確認しておきましょう。
誰かと一緒に見学する気軽さは、1人参加では得られません。昼食や待ち時間に孤独を感じたり、初めての場所で戸惑ったりする可能性もあります。また、学費や入試制度などの重要な情報は保護者の視点があると質問しやすいため、1人で行くと後で再度確認が必要になる場面もあるかもしれません。これらの点を踏まえて、単独参加の計画を立てることが大切です。
待ち時間や食事の時間が寂しく感じる
イベントの合間やランチタイムは周囲が友達同士で盛り上がっているように見えるかもしれません。その光景と比べると、1人でいることに寂しさを感じることもあるでしょう。しかし、休憩スポットでゆっくり情報整理をしたり、キャンパスの雰囲気を感じながら一息ついたりと、1人だからこそできる時間の使い方もあります。
保護者がいないとお金や入試情報を詳しく聞きづらい
学費や奨学金、受験スケジュールなどの具体的情報は、生徒だけでは判断が難しい場合があります。保護者がいれば質問がしやすい面もあり、相談しながら疑問を一度に解決できる可能性が高いです。1人参加の場合、後日改めて保護者と確認することが必要になるため、メモやパンフレットのチェックをしっかり行いましょう。
親や友達と行く場合との違い
実際には保護者や友達と一緒に参加するのも一般的です。その場合との違いを押さえておきましょう。
他の人と参加すると、楽しさや安心感が増す一方で、時間配分や行動範囲にある程度の制約が生まれます。保護者同伴なら経済面や進路相談をしやすいものの、自分の見たいプログラムと保護者が興味を持つ分野が異なると行動が分かれることもあるかもしれません。一方で友達同士の場合は気軽に質問し合える利点がありつつ、好みやスケジュールが合わないと遠慮が生じることもあります。
保護者同伴のメリット・デメリット
保護者と一緒に行くことで学費や奨学金の相談がその場ででき、家庭の事情を踏まえた話を進めやすいのがメリットです。一方、行動の自由度が低下し、自分が中心になって見学したいプログラムをすべて回れない可能性もあります。特に保護者の視点が強調されすぎると、自分の本当の興味や疑問を後回しにしてしまうケースもあるため、バランスが重要です。
友達同伴のメリット・デメリット
友達同士で参加すると、気軽に情報を共有でき、初めての場所を回る緊張感を分かち合える点が魅力です。ただし、お互いの興味が一致しないと、プログラム選びに意見が合わず、お互いに気を遣ってしまう場面もあり得ます。結局、行きたい講義や施設をゆっくり見学できずに帰ってくるようなこともあるため、事前によく相談しておくことが大切です。
1人参加で不安を解消するコツ

実際に1人で参加する際に、どうやって不安を減らすか。ここでは気軽に取り組めるポイントをご紹介します。
1人参加は心細く感じることもありますが、準備をしっかり行えば有意義な情報を得やすいのも事実です。特にスケジュールの確認や、お目当てのプログラムをリストアップしておくだけで、当日の行動がスムーズになります。また、スタッフや在校生に相談しやすい場所を把握しておけば、迷ったときにすぐ助けを求められるでしょう。
事前にスケジュールを立てて行動しやすくする
デジタルや紙のプログラム表を事前にチェックし、開始時刻と場所をあらかじめ把握しておくと当日慌てません。興味のある講義や相談会を優先的に組み込み、その後見て回る施設やブースを決めておくと計画的に回れます。休憩時間や移動時間も大まかに考えておくと、余裕を持って見学できるでしょう。
本記事を掲載している穴吹カレッジ福山校のオープンキャンパスは、このような流れで行われています。

オープンキャンパスの詳しい情報はコチラから👇
このように、参加する学校のWEBサイトにスケジュールが記載されていることがあります。
事前にチェックしておくと、スケジュールも立てやすくなります。
ぜひ活用していきましょう。
スタッフや在校生とのコミュニケーションを積極的にとる
1人参加の大きなメリットは、質問がしやすいことです。わからないことや校内の施設に関する詳細は、積極的にスタッフや在校生に尋ねるのがおすすめです。彼らもオープンキャンパスを円滑に進めるために手厚くサポートしてくれるので、遠慮せず声をかけてみてください。
アナブキカレッジではオープンキャンパスに在校生がボランティアスタッフとして参加しています。




SNS・オンラインコミュニティで同じ志望校の仲間を探す
事前にSNSなどで同じ学校や学部を志望している人とつながると、当日の情報交換がしやすくなります。オープンキャンパスの後には意見を交換し合い、新たな疑問点を発見することにもつながるでしょう。もし現地で会えそうなら、軽く挨拶するだけでも当日の緊張を和らげる効果があります。
学校のキャッチコピーや、学校名で検索をすると新たな発見があるかも。
アナブキの合言葉、 #スキ進め で検索してみよう!
当日の服装・持ち物・事前準備
服装は清潔感を重視して動きやすいものを選ぶ
1日中キャンパスを回る場合もあるため、動きやすさと清潔感は大切です。ジーンズやスニーカーでも、清潔にしていれば問題ありません。過度に派手な服装やサンダルなどは避け、体調にも配慮して無理のない恰好を心がけましょう。
オープンキャンパスに参加する際の服装についてまとめたサイトもチェック☑
専門学校のオープンキャンパス|後悔しない服装選びのポイント総まとめ
持ち物チェックリストとメモ活用のすすめ
席の予約が必要なプログラムがある場合には予約票や受験票などを忘れないように確認しましょう。筆記用具とメモ帳はもちろん、スマートフォンでの写真撮影も有効です。後で見返せるように気付いたことはその都度メモを取り、パンフレットに記入できるスペースがあれば活用しておくと情報整理が楽になります。
オープンキャンパス参加の際の持ち物チェック詳しくはここから👇
必携アイテムと服装も完全網羅!オープンキャンパス持ち物ガイド
事前予約やプログラム内容の確認を怠らない
人気のある体験授業や説明会は定員制の場合があり、早めに予約しないと席が埋まってしまうことがあります。学校の公式サイトや案内資料をチェックして、必須の手続きを見落とさないようにしましょう。また、参加したいプログラムが複数あるなら、重ならないようにスケジュールをうまく組み合わせることが大切です。
まとめ:事前準備をしておくと安心
オープンキャンパスへ1人で行くときは不安を感じるかもしれませんが、自由度が高く自分のペースでしっかり見学できる利点があります。メリットとデメリットを把握し、当日の準備を万全にすることで、より良い進路選択につなげましょう。
1人参加ならではの自由さや自分の興味に集中できる点は、大きな魅力です。反面、保護者や友達がいないことで生じる寂しさや情報不足を感じる場合もあります。しかし、事前の計画やスタッフへの相談などでそれらのデメリットをカバーできるのも事実です。自分に合った方法でオープンキャンパスを最大限活用し、納得のいく進学先を見つけてください。

