オープンキャンパスでは、学校の雰囲気や先生の様子、学びの内容を直接体感できる貴重なイベントです。オープンキャンパスに参加する前に必要な持ち物をしっかり準備しておくことで、当日の見学や質問にスムーズに対応でき、実際のキャンパスでの学びや学生生活をしっかりイメージすることができます。

この記事では、オープンキャンパスに参加する際に必須の持ち物と、あると便利なアイテム、当日チェックしておきたいポイントや服装の選び方などを紹介します。初めて参加する人でも戸惑うことなくスムーズに参加できるように一緒に確認していきましょう!

オープンキャンパスとは?

オープンキャンパスは、体験授業などを通して学校の雰囲気や学習内容を体感してもらうためのイベントです。希望の学科に関する説明会や施設紹介などがあり、在校生や教職員と直接話す機会も豊富にあります。

体験授業や、キャンパスライフのリアルな声を聞くことで、自分の学びたいこととあっているか確かめやすくなります。

早期に参加することで入試対策や学校の特徴を早めに把握でき、志望校選定をスムーズに進められます。特に進路で悩んでいる場合、いろいろな大学や専門学校を比較検討するうえで、オープンキャンパスは重要な判断材料となるでしょう。

オープンキャンパスについて詳しく知りたい方は【完全解説】オープンキャンパスとは?目的・メリットを総ざらいもチェックしてみましょう。

オープンキャンパスで必須の持ち物リスト

オープンキャンパス当日の基本の持ち物を押さえて、快適に見学を進めましょう。

オープンキャンパス当日は、意外と歩き回る時間が長くなったり、想定外の出費が発生したりすることがあります。必要なものをきちんとそろえ、スムーズに行動しながら情報収集に集中しましょう。

特に大容量のバッグや手軽に記録できる筆記用具など、細かいところまで準備しておくと当日の忙しさを軽減できます。ここでは、必須の持ち物を順番に紹介していきます。

持ち物① A4サイズの資料が入る大きめのバッグやリュック

オープンキャンパスでは、大学案内や学部ごとのパンフレットなど、A4サイズの資料を多数受け取る可能性があります。荷物が増えても快適に持ち運べるリュックや、大きめのトートバッグなどがあると便利です。

リーフレットやチラシなど、小さな紙類も意外と増えやすいので、エコバッグをサブで用意しておくと、持ち帰り時の整理にも役立ちます。

学校を移動する際に両手が空くリュックは特におすすめです。キャンパス内を動き回るシーンが多いため、背負って移動できるタイプが疲れにくいでしょう。

持ち物② 筆記用具とメモ帳・ノート

模擬授業や説明会に参加すると、思わぬ質問や気になる情報が出てくることが多いです。その場でさっとメモを取れる筆記用具とノート、またはメモ帳は欠かせません。

シャープペンとマーカー、複数の色があるボールペンなどを用意すると、後から振り返った時に見やすくまとめられます。必要に応じてクリアファイルに分けながら整理するとさらに効果的です。

重要なポイントや担当者の連絡先など、忘れてしまうと後で困る情報も多いので、メモのクセをつけておくと安心です。

持ち物③ お金と交通系ICカードを多めに用意する

交通費や食事代、学校内のカフェテリアを利用したり、途中で飲み物を購入したりと、予定外の出費がある場合があります。公共交通機関を利用する場合などICカードを多めにチャージしておくと改札でスムーズに移動できます。

現金も少し余裕をもって持っておくと、緊急時や思わぬ支払いに対応しやすいでしょう。志望校が遠方にある場合は、特に交通費の確認を念入りに行うことをおすすめします。

あらかじめ予算を立てておくことで計画的に行動でき、途中でお金が足りないといったトラブルを防ぐことができます。

持ち物④ スマートフォン(カメラ・乗り換え検索・スケジュール管理)

オープンキャンパスでは、施設や掲示物の写真撮影、移動や乗り換え検索だけでなく、スケジュール管理やメモ帳アプリの使用など、スマートフォンが大活躍します。

移動中にルートを確認できるだけでなく、気になった場所を写真に残しておけば、後で資料と合わせて振り返る際に役立つでしょう。

充電が切れると連絡手段が途絶えてしまうため、十分にバッテリーを確保しておくことが大切です。

持ち物⑤ 飲み物や水筒でこまめに水分補給

多くの学校は広大な敷地を持っているため、オープンキャンパス中は校内を歩く時間が長くなりがちです。特に暑い季節は水分補給をしっかり行わないと体力を消耗してしまいます。

ペットボトルやマイボトルに飲み物を入れておけば、好きなタイミングで水分補給ができて安心です。自動販売機やコンビニが近くにない場合にも対応しやすくなります。

熱中症対策だけでなく、長時間の移動でのどが乾いた時にも役立つため、必ず持参しておくとよいでしょう。

あると便利なアイテムで快適に!おすすめ持ち物

必須アイテムに加えてあるとさらに便利な持ち物を揃えておけば、オープンキャンパスをより快適に楽しめます。
配布資料をきれいに保存したい、急な天候変化に備えたい、といった細やかなニーズに応えるグッズをそろえておくと安心です。

ここでは快適さをサポートする便利アイテムをそれぞれ紹介します。季節や持ち運びのしやすさを考慮しながら自分のスタイルに合うものを選んでみましょう。

クリアファイルや小分けフォルダで配布資料を整理しよう

見学先の大学や学部ごとに資料を分けて整理しておくと、後日比較検討しやすくなります。クリアファイルを複数用意しておくと、一つの大学につき一冊のファイルという形で分類できるのでおすすめです。

資料は意外と増えていくもの。配布されたパンフレットや参加証などをまとめておけば、帰宅後に内容を振り返るのもスムーズになり、志望校提示の際にも活用できます。

授業内容やカリキュラム、入試情報など、重要な情報が書かれた資料を保管しやすくするためにも、ファイリンググッズは持っていくと便利です。

羽織りもの・日焼け止めグッズ・折りたたみ傘など季節対策

キャンパスの移動中に日差しが強い場合には日焼けや熱中症対策が必要となります。夏場は日焼け止めや帽子、日傘などを用意しておくと安心です。

室内は冷房が効いていることも多く、気温差に対応するために羽織りものを持っていくと快適に過ごせます。エアコンが強い教室やホールでは、軽いカーディガンがあると重宝します。

急な雨や天候の変化にも備えて、折りたたみ傘やレインコートをカバンに入れておくと、スケジュール通りに見学を続行できます。

モバイルバッテリー・充電コードを用意しておく

スマートフォンで写真を撮ったり交通検索を頻繁に利用したりすると、思いのほかバッテリーを消費します。長時間の見学で電池が切れてしまうと不便なことが多いです。

モバイルバッテリーや充電コードを携行しておけば、休憩時間にサッと充電して行動を続けやすくなります。特に遠方から参加する場合は途中で連絡が必要となる場面もあるため、バッテリー切れを防ぎましょう。
コンビニなどでモバイルバッテリーをレンタルできるサービスもあるため、利用する場合はあらかじめレンタルのできる場所を調べておくのも良いでしょう。

最新の機種の場合でも、万が一に備えて準備しておくことをおすすめします。特に充電の減りが早い方は要チェックです。

学生証やクーポン

学校によっては交通費の補助がある場合や、受付時にQRコードや確認メールの提示が必要な場合があります。
また、引換券やクーポン等がある学校もあります。

事前に提示する必要のあるものがないか、詳細を確認しておきましょう。

上履きやスリッパが必要な大学もある?事前に要チェック

一部の大学・専門学校では土足禁止のエリアや実習室が存在する場合があります。事前に学校の公式サイトや参加案内をチェックし、上履きやスリッパの用意が必要か確認しておきましょう。

スリッパ持参であれば、教室での試食体験や実習室見学の際にも気にせずスムーズに行動できます。周りの参加者との混雑を避け、落ち着いた環境で見学できるでしょう。

必要かどうかあいまいな場合は電話やメールで問い合わせるなど、事前に情報を得ることが大切です。持参品の荷物が増えないように注意しつつ、柔軟に対応できるよう準備しましょう。

※本校穴吹ビジネス専門学校、穴吹調理製菓専門学校、穴吹国際みらい専門学校のオープンキャンパスには上履きは不要です。

保護者が参加する際の持ち物は?

保護者の方が参加される場合も、高校生の持ち物と同様に気候に対応できる持ち物や筆記用具があると良いでしょう。
交通費の補助がある場合などに備え、保険証などの住所が記載されている証明書が必要な場合もありますので、事前に確認が必要です。

また、学費・就職率・通学方法など、気になることをまとめておくと有意義です。

制服?私服?オープンキャンパスの服装選びのポイント

学校側の指定がない場合でも、見学や体験授業に相応しい服装を選ぶことで、より快適に過ごせます。

オープンキャンパスでの服装は、制服か私服か迷う人が少なくありません。学校が特に指定していない場合は、動きやすさや清潔感を重視しつつ、自分らしさを保った服装を選ぶと良いでしょう。

暑い時期や寒い時期には、機能性や快適性を考慮しながら、持ち物とのバランスも念頭に置くことが大切です。シワになりやすい服や歩きにくい靴は避けると、移動時のストレスを減らすことができます。

また、程よいメイクは問題ありません。むしろ明るい印象になる場合もあります。ただし、あまりに派手すぎるメイクは、学校行事という場の雰囲気にそぐわない場合もあるため注意が必要です。

清潔感を保ちつつ、自分らしさを表現できるメイクであれば好印象にもつながるでしょう。過度な装飾は避けると、落ち着いた雰囲気で見学を続けられます。

メイク直しが必要になる場面も想定して、コンパクトなポーチと油取り紙などを用意しておくと安心です。

服装やメイクなどについては、スキハジの記事にあるオープンキャンパスは私服?制服?服装選びのポイントはコレ!を参考にしましょう。

持ち物チェックリストを活用して、前日に忘れ物がないかチェック!

必要な持ち物や服装、チェックポイントを踏まえて準備を整えれば、オープンキャンパスで得られる情報は飛躍的に増えます。自分に合った学校選びに向けて、余裕をもって計画的に参加しましょう。
また、オープンキャンパス当日は、施設見学や体験授業に集中するあまり、肝心の確認事項や質問を忘れがちです。特に施設の利用環境や学生生活のリアルな声など、後から振り返ると重要だったと気づくケースも少なくありません。

見学後に情報を整理して志望校選択に役立てるため、質問や確認したいことなどのポイントをあらかじめリストアップしておくのもおすすめです。
持ち物チェックだけでなく、確認事項のチェックも忘れずに行いましょう!

アナブキのオープンキャンパスに参加してスキ進もう

アナブキのオープンキャンパスでは、全15学科から興味のある学科の体験授業に参加できます。
一度だけでなく、何度も、違う学科に参加することも可能!
学科の選択に迷っている方でも、「スキ」を見つけるための入り口がきっと見つかるはず。

また、オープンキャンパスでは学生広報サークル「スキキャス」メンバーが活躍中。

現役学生たちによる生の声が聞けるチャンス!先輩たちのキャンパスライフを参考にして自分の生活を想像しよう!