オープンキャンパスは、大学や専門学校など、将来の進路を決めるうえで、自分の目で施設や学校の雰囲気、授業内容を確かめられる貴重な機会です。インターネットやパンフレットだけでは分からないリアルな情報を紹介してもらい、志望校への理解を深めることができます。

特に高校生や、キャリアチェンジを考えている若手社会人(既卒者含む)の皆さんにとって、疑問点を整理して積極的に質問する姿勢はとても重要で、入学後の後悔を減らすことにもつながります。

限られた時間を有効に使うため、あらかじめ質問例をリストアップしておくとスムーズに情報を集められます。学費や入試、学校のサポート体制など、自分が気になるポイントを中心にチェックし、本当に自分に合った進路なのかをしっかり見極めましょう。

この記事では、オープンキャンパスに参加する際に聞くべきこと、個別相談を最大限に活用するための質問内容やコツを具体的に紹介していきます。

オープンキャンパスで質問するメリット:「知りたいこと」を聞いて不安を解消しよう

オープンキャンパスは、自分の進路に関する疑問点を直接解消し、学校への理解を深める魅力的なチャンスです。

実際に学校に足を運ぶことで、パンフレットやWebサイトだけでは把握しづらい学校の雰囲気や設備のリアルな様子を体感できます。さらに先生やスタッフ、在校生に直接話を聞くことで、学校生活や就職実績に関する具体的なエピソードを得ることができます。

質疑応答を通じて学費や奨学金、サポート体制の詳細を把握すれば、入学後の学生生活をより明確にイメージでき、進路選びの迷いや不安も解消しやすくなります。大学・専門学校のどちらを検討していても、この機会を最大限に活かしましょう。

事前準備のコツ:後悔しないための「質問リスト」の作り方

オープンキャンパス当日に必要な情報を効率よく集めるためには、事前に質問リストを作っておくことがとても重要です。

高校生の皆さんから「大学や専門学校で質問した方がいいことは何ですか?」という質問が知恵袋などにも多く寄せられます。受験生が先輩に聞くこととしておすすめなのは、「自分が知りたいこと」を具体化することです。

1. パンフレットやWeb情報で基礎知識を収集する

オープンキャンパスに参加する前に、まずは学校のWebサイトやパンフレットで基本的な情報を把握しておきましょう。授業の概要や取得できる資格、入試の種類と日程、学費の大まかな金額などを調べると効率的です。

すでに公開されている情報を質問するのはもったいないです。事前に調べたうえで疑問点をまとめておけば、当日はWebサイトやパンフレットには載っていない部分まで知ることができるチャンスです。

2. 当日聞きたいポイントを「カテゴリー別」に明確化する

学費や入試情報など大枠の質問だけでなく、自分が興味を持っている研究テーマや実習内容などの具体的な疑問をリスト化しましょう。

質問をカリキュラム面、就職支援面、学費面などカテゴリー別に整理しておくと、聞き忘れを防ぎやすくなります。進路相談のつもりで、自分に必要な情報から優先順位をつけておくのがおすすめです。

個別相談(個別ガイダンス)で「聞くべきこと」と活用法

多くのオープンキャンパスでは、先生やスタッフと一対一で話せる「個別相談(個別ガイダンス)」の機会が設けられています。これは、自分の受験や進路に関する不安を解消するための絶対に活用すべき機会です。オープンキャンパスでは個別相談(個別ガイダンス)は希望者のみの学校も多いため、「個別相談に行くべきか」と迷う高校生も多いですが、入試の疑問を解消するためにもぜひ参加してください。

1. 個別相談を活用すべき理由と聞くこと

「オープンキャンパスの個別相談で何聞くべき?」という質問は多く、知恵袋でも話題になります。全体説明では聞けない、あなた個人に関わる具体的な情報を聞き出しましょう。

  • 志望学科の詳細:「看護大学の授業についていけるか」「美容専門学校で資格取得は難しいか」など、学科の専門性に踏み込んだ質問。
  • 受験・面接対策:「大学の入試面接で質問される傾向」や、面接で聞くべきことのアドバイスなど。
  • 学費・奨学金:自分の家庭環境に応じた奨学金や教育ローンの選択肢。

個別相談(個別ガイダンス)に行かないという選択肢もありますが、入試や学費に関する個々にあわせた具体的な相談をすることができるため不安を直接聞いて解消するのがおすすめです。

2. 指定校推薦・総合型選抜(旧AO入試)に関する質問

指定校推薦や総合型選抜での受験を検討している受験生にとって、個別相談(個別ガイダンス)は必須です。

  • 指定校推薦:「オープンキャンパスで質問や個別相談に参加することが出願の条件になるか」確認する。
  • 総合型選抜:「総合型選抜で聞くべきこと」として、「選抜で評価されるポイント」「エントリーに必要な準備」などを質問しましょう。
  • 入試全体:「大学・専門学校の入試で知っておいた方がいいこと」を聞いてみるのもいいでしょう。出願に必要な書類や併願の可否などを具体的に確認してください。

3. 保護者と一緒に個別相談に参加するメリット

保護者の方も個別相談(個別ガイダンス)に同席することは可能です。特に費用面や学生生活のサポートについて、親御さんと一緒に聞くことで情報共有がスムーズになります。

  • 保護者が質問すべきこと:学費の納入スケジュール、学生寮の有無、通学時の安全面、就職サポートの実績など。

先生・教授への質問例:専門性と学びのイメージを深める

専門分野の知識が豊富な先生や教授に質問をすることで、学問の特色や入試対策など貴重な情報を得ることができます。
自分が思い描いている学校生活が送れるのか、専門性と学びのイメージを深めるための質問をしてみるといいでしょう。

1. カリキュラム・授業内容の特徴

大学の学部や専門学校の学科ごとにカリキュラムの組み方や専門科目の進め方は異なります。授業内容を具体的にイメージできる質問をしましょう。

  • 必修科目や選択科目の割合、実習や演習の頻度など、学びのスタイルを具体的に聞くと自分の興味や目的に合致しているかを判断しやすくなります。
  • 専門学校や技術系学科を検討している場合は、実習で使用する機器や業界との連携プロジェクトについて深く質問してみましょう。

2. 留学制度や国際交流

海外研修や留学プログラム、国際学会への参加など、グローバルに学ぶ機会があるかどうか確認することも大切です。

  • 交換留学の相手校や期間、語学サポートの方法など、具体的な内容を聞くことで自分の目標と照らし合わせられます。

在校生・先輩への質問例:リアルな学生生活を聞く

実際に通っている在校生や先輩のリアルな声は、学校側が公表している情報だけでは分からない魅力や課題を知るための大きなヒントになります。

1. 勉強と生活の両立

受験生として先輩に聞くべきことは、大学・専門学校での勉強と学生生活の両立についても大切です。

  • 授業の難易度やレポートの量:特に高校生から大学・専門学校に進む際の勉強のギャップについてなど。
  • 学校生活の雰囲気や友人関係:サークルや部活動の雰囲気、先輩・後輩との交流など、自分が馴染みやすい環境かどうかを判断する情報。
  • アルバイトと学業の両立:シフトの柔軟さやテスト期間中の配慮など、実体験を聞けると参考になります。

2. 就職サポート・卒業後の進路に関する質問

就職の状況は進路を決める重要な要素です。

  • 就職率と求人先の傾向:卒業生がどの業界へ進んでいるのか、自分が目指す業界に強みを持っているかを質問しましょう。
  • インターンシップやキャリアセンターの利用:ES添削や模擬面接など、具体的にどのような支援プログラムがあるのかを尋ねて、就活のイメージを持っておくことが大切です。

【知っておきたい】オープンキャンパスの疑問点Q&A

高校生や保護者から質問が多い、オープンキャンパスに関する疑問をまとめました。

Q1. どんな服装で参加すればいいですか?

A. 服装は制服でも私服でも大丈夫です。多くの学校で自由とされています。

ただし、体験授業の内容によっては動きやすい服装のおすすめがあります。例えば、専門学校の実習系など、当日のプログラム内容を事前に確認のうえ服装を判断するとスムーズです。
詳しくはこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。

専門学校のオープンキャンパス|後悔しない服装選びのポイント総まとめ

Q2. 保護者だけでの参加は可能ですか?

A. 多くの大学や専門学校で、保護者の方との参加はもちろん、受験生本人の都合がつかない場合は保護者のみでの参加も受け付けています。

保護者のみでも個別相談(個別ガイダンス)などで質問しておくことで、受験生本人と情報共有がしやすくなります。積極的に活用しましょう。

学校によっては事前連絡や予約が必要なケースがあるため、学校のWebサイトで確認してください。

Q3. オープンキャンパスの「個別相談」は行くべきですか?

A. 絶対に行くべきです。「オープンキャンパス 個別相談 行くべきか」と知恵袋などで悩む高校生が多いですが、全体説明では触れられない入試(指定校推薦や総合型選抜含む)や学費の詳細、面接のコツなど、自分の進路に直結する情報を得られる貴重な機会です。

Q4. 駐車場や交通手段について知りたい

A. 学校の立地によって対応が異なります。

学校の敷地内に駐車場がない場合は、近隣のコインパーキングの利用を案内されることが多いです。利用の際に料金を補助してもらえる学校もあるため、受付で確認してみましょう。
自転車での参加は可能な場合が多いので、学校内の駐輪場の場所を案内してもらってください。

まとめ:オープンキャンパスでしっかり質問して進路の不安を解消しよう

オープンキャンパスは将来の進路を決める自分にとって、学校のリアルを知り、自分に合った選択をするための絶好のチャンスです。事前準備と積極的な質問が充実した情報収集を支えます。

自分の興味や将来の目標、経済状況などに合った大学や専門学校を見つけるためには、気になるポイントをリスト化し、遠慮せずに質問してみる姿勢が大切です。特に個別相談の機会を最大限に活用し、指定校推薦や総合型選抜といった入試の不安や、学費の疑問を解消しましょう。

先輩たちの質問例も参考にしながら、不安を自信に変える情報を集めて、納得のいく学校選びを実現してください。