5年ぶりの快挙!努力の先に掴んだ「校内検定 上級合格」
国家資格「洋菓子製造技能士1級」を持つ講師が考案した、ハイレベルな校内検定。その最難関である「上級」に、5年ぶりの合格者。
合格を掴み取った先輩が、どのように壁を乗り越えたのか。その情熱あふれるメッセージを紹介します。

苦手な「ナッペ」を武器に変えるまで
入学当初、ケーキの土台作りである「ナッペ」に強い苦手意識を持っていました。「どうしても側面が台形になってしまう…」そんな悩みを抱えながらも、検定合格という目標に向けて、誰よりも多くの時間を練習に費やしました。
授業以外の時間も、YouTubeの解説動画などもチェックし、自分の動きを客観的に見直しては改善する日々。地道な努力を続けた結果、今では全体のバランスを完璧に整えた、美しいケーキを仕上げられるようになりました。「自分の成長が目に見えるのが嬉しかった」と語る笑顔には、確かな自信が満ちあふれています。

「一発勝負」のプレッシャーを自信に
上級検定の大きな壁は、ケーキの側面に施す「スクロール」という絞りの技術です。力加減一つで形が崩れてしまう上に、やり直しのきかない「一発勝負」。 「長さを均等にそろえるのが本当に難しく、何度も挫けそうになりました」という浅野さん。しかし、そのプレッシャーを跳ね除けたのは、体に染み込むまで繰り返した練習量でした。
合格を知った瞬間は、「これまで諦めずに挑戦し続けて、本当に良かった!」という大きな達成感と、さらなる高みである「特級」へ挑戦したいという、新しい夢が生まれたそうです。

夢を目指すみなさんへ
最後に、後輩やパティシエをめざす皆さんへメッセージをもらいました。 「校内検定は大変なことも多いですが、苦手なことからも逃げずに丁寧に向き合えば、必ず技術はついてきます。そして何より、同じ目標を持つ友達と一緒に頑張る時間は、とても楽しくて良い経験になります!」

失敗を恐れず挑戦し、集中力と正確さを手に入れた浅野さん。春からは、周囲から信頼されるホテルパティシエをめざして、プロの現場へと羽ばたき、スキ進みます。
「スキ」を「確かな技術」へ。 あなたも穴吹調理製菓専門学校で、一生モノのスキルを身につけませんか? 一人ひとりの「もっと上手くなりたい」という気持ちを、全力でサポートします。
5年ぶりの快挙に続くのは、きっとこの記事を読んでいるあなたです!
| 名前 | 学科 | 出身校 |
|---|---|---|
| 浅野 れなさん | パティシエ・ベーカリー学科 | 戸手高等学校 |