高度調理学科

オリオンホテル モトブ リゾート&スパ

Q.インターンシップに参加した理由は何ですか?

まず、沖縄へ行って、現地の空気や雰囲気を自分の肌で直接感じたいと思ったからです。また、ホテルという場所柄、外国人の方とコミュニケーションをとる機会がたくさんあるだろうと考え、それも参加のきっかけになりました。

もう一つの大きな理由は、沖縄でしか手に入らない特別な食材を使ってみたい、ということです。現地の食材を扱うことで、自分の地元(本土)では学ぶことのできない珍しい調理の知識や技術を身につけたいと考えて、このインターンシップに参加を決めました

Q.どのような業務をしましたか

和食では、沖縄の食材であるモウリをはじめとする色々な野菜を包丁で切ったり、お客さんに出すお寿司を実際に握ったり茶碗蒸しを作る作業などに挑戦できました。洋食のセクションでは、パンを切る作業などを行いました。

料理長から、ご飯(シャリ)を握る時の手の持ち方や、どこをどんな力で押さえるべきかについて、とても細かい指導をしてもらいました。最初は時間がかかって大変でしたが、最終日には、初日に比べてお寿司の仕込みをぐっと早く進められるようになり、新しい技術を身につけることができ、成長を感じることができました。

Q.インターンシップを終えた感想を教えてください

今回の沖縄インターンシップで、「周りの人との協力ってすごく大事なんだ」ということを強く実感しました。

まず、料理の現場で働く中で、スタッフの皆さんがとても優しく接してくれたので、作業中にもし分からないことがあっても、ためらわずに質問することの大切さを学びました。ちゃんと聞くことでミスを防げるし、安心して仕事に取り組むことができました。積極的にコミュニケーションをとると、仕事がしやすくなるんだと実感しました。

特に印象に残ったのは、外国人のスタッフやお客さんとの交流です。言葉が完璧に通じなくても、簡単な英語やジェスチャーを使って一生懸命自分の気持ちや意図を伝える工夫をしました。この経験を通じて、言葉の壁を乗り越えて相手と関わる方法を学べたことが大きな収穫です。