昨年から復活した2年間の集大成となる制作展。卒業試験も兼ねて実施する内容で、
昨日の仕込みを元に、最後の仕上げと展示が本日のメインとなります。
まずは西洋料理専攻の様子からで、制作条件は以下。
1.前菜:季節感の表現とメインで使用する主食材と反対のものを使用する。
2.メイン(肉・魚どちらかを選択)
9時前にはすでに始まっていました。
11時をめがけて、段取りよく制作していきます。
有名ホテルに内定のH君。すでに現場で働いているかのような眼差し。
細かい作業も発生するので、迂闊に声をかけられません。
時には大熊先生も記録用に撮影。
と思いきや学生の作業を見る目は現場に居た頃のそれ。
最終的には全員時間内に仕上げる事ができました。
作業を終えて一息の瞬間も、このあと展示となります。
その前に、日本料理専攻。こちらは一汁四菜の内容。
1.一汁:お椀、汁物
2.四菜:4つのおかず(焚き合わせor蒸しもの)(焼き物or油もの)その他は重複しないもの。
上記以外、希望により食事、甘味は追加可能とする。
品数が多いので、仕込みの配分と平行しての作業が求められます。
繊細な味を出すための調整も必要。
食べる人の事を想い、作る自分も楽しく。
日本料理は器選びも重要。こちらも全員時間内に終了しました。
場所をレストラン実習室に移しての展示。このタイミングでクラスメイトの作品もわかります。
前菜とメインの2品が完成。
難しいパイ包みの中のフィレもこの色合い。
野菜を使ったシートも色鮮やかに仕上がっていました。
日本料理も同様に展示して行きます。
1つとして同じものはなく、やはり個性が活かせる仕事であると実感。
どの作品もオンリーワンで、授業で習ったもののアレンジや、試食研修からの参考など先生方も驚くアイデアが出ていたのも事実。
11:30からは一般公開とし、保護者・教職員・入学予定者の方にお越しいただきました!
最後に、先生方と一緒に記念撮影。
高度調理学科2年制の皆様、大変お疲れ様でした!本日で一区切りとはなりますが、卒業まで怪我なく無事に過ごしましょう!