【授業を覗いてみよう】 
１２月１１日(水) 
１、２年生
【特別講義】動物の保護と譲渡活動～広島県の現状とピースワンコジャパンの活動～ 
　
今日は午後より広島県神石高原町にある保護団体「ピースワンコジャパン」様による特別講演を実施しました。
 

ピースワンコジャパン（運営：NPO法人ピースウィンズ・ジャパン）は、２０１２年から広島県で殺処分の対象となった犬の引き取りを開始し、その後保護施設や譲渡センターなど環境を整え、かつて犬猫殺処分数ワーストだった広島県を殺処分ゼロに導き、現在もその継続に大きな働きをされています。
また、ピースウィンズ・ジャパンは災害救助など国際的な活動をしており、元保護犬の災害救助犬の「夢之丞」くんの広島土砂災害での活躍も話題になりました。

今日はピースワンコジャパンの藤本プロジェクトマネージャーと災害救助犬ハンドラーの仁尾さんにお越しいただきました。

まずは藤本さんより広島県の殺処分や保護状況を説明いただき、背景を理解します。
学生達もいつも以上に真剣に耳を傾けていました。

保護活動の現状や保護手順、保護施設の様子なども動画やデータで分かりやすく説明いただきました。
地域別の保護数なども分析されており、殺処分ゼロに向けて多方面からアプロ―チして活動されていることに感心します。

次に当校卒業生でもある、災害救助犬ハンドラーの仁尾さんから実際の活動の様子を動画で見ながら解説いただきました。
シェルター（保護施設）での人馴れや散歩の練習など、譲渡までこぎつけるには保護後のスタッフさん達の大変な尽力があってこそだということが分かりました。

▽いっくん物語。保護時の様子から譲渡先のご家族と幸せに暮らす様子までの過程をまとめた動画。
現在の幸せな様子に感動します。

▽グループワークも実施。保護犬問題についてみんなで考え意見交換を行いました。
 

普段フレンドリーな犬猫と接することが多い学生達にとっても、今日の講演で考えるところがあったと思います。
今日学んだことを学校生活や就職後も活かしていきましょう！

▽おまけ。ピースワンコより譲渡され、今は当校職員の家族となったわんちゃん。
１年前は極度の怖がりでしたが、学生達が毎日触れ合ってくれてかなり人馴れしてきました。

穴吹動物専門学校は、広島県の動物系専門学校で唯一、文科省「職業実践専門過程」に認定されています。

「職業実践専門過程」は、動物業界と連携した授業や実習をふんだんに取り入れ、最新の業界ニーズを反映したカリキュラムが特徴です。動物病院を始め、鳥取大学など外部の大学・学術団体等と提携しているので、「その道の専門家やプロ」の指導を直接受ける貴重な機会がたくさんあります。

職業実践専門過程についてはこちら(pdfファイル、文部科学省)

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そんな方はお仕事体験もできるオープンキャンパスにもぜひ参加してみてくださいね。
学校の授業や就職先など気になることを先生や在校生に聞くこともできますよ。
高校１・２年生や社会人の方、保護者様も参加できますので、ご家族やお友達とお気軽にお越しください。

次回オープンキャンパスは１２月２１日(土)１０：００～です。
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