パティシエ・ベーカリー学科2年生
本日の実習は、ブッシュ・ド・ノエル(Bûche de Noël)
フランス語で「クリスマスの薪」という意味を持つ、薪や切り株の形をしたフランス伝統のクリスマスケーキです。

クリスマスシーズンの定番スイーツですが、工程が多く、技術力が求められるなかなか高度なケーキでもあります。

最初に髙橋先生のデモンストレーションを受け、工程や失敗しやすいポイントを確認しながら、実習の流れを理解していきます。

いざ実践!チームワークが光る製菓実習

デモンストレーション後はいよいよ実践。
学生たちはチームに分かれ、声をかけ合いながら手際よく作業を進めていきます。

ブッシュ・ド・ノエル作りでまず重要になるのが、スポンジを柔らかく、ふんわりと焼き上げること
生地が硬いと割れてしまい、丸太のようにきれいにロールすることができません。

焼き上がったスポンジは柔らかさを丁寧に確認し、慎重にカット。クリームの絞りやナッペも美しく仕上がっています。

緊張感のあるロール作業では、割れないよう細心の注意を払いながら、ゆっくりと巻いていきました。
どのチームもきれいなロールケーキに仕上がっています。

技術とチームワークを学ぶ実習

最後は仕上げの飾り付け。
木の質感を表現するためにクリームを工夫してのばしていきます。
同じ材料、アイテムを使いながらも、それぞれの個性が光るクリスマスケーキが完成しました。

実習後の片付けも学生同士で協力して行います。
自分のチームだけでなく周囲の状況にも目を配り、助け合いながら行動する姿が印象的でした。
広い視野を持って作業するのは、これから先社会に出ても必要になるスキルです。
個人プレーでなく、仲間と助け合って行動するということを学べるのは学校に通うからこそですね。

一つひとつの工程を丁寧に積み重ね、仲間と協力しながら完成させたブッシュ・ド・ノエル。
実習を通して、技術だけでなく現場で求められる姿勢も学ぶことができました。

クリスマスは大切な人と過ごすとっておきの日。 そんなクリスマスをより輝かせるクリスマスケーキ。

心を込めた飾りつけから広がる笑顔を一番近くで見届けられるのは、パティシエの特権です✨

最後はみんなで美味しくいただきました!
メリークリスマス🎄🎁✨