12月16日(月)
医療事務・クラーク学科 2年生
医療事務・クラーク学科2年生を対象に、実践的な救命講習が実施されました。
将来、病院やクリニックといった医療機関で働く学生たちにとって、救命処置の知識と技術は、専門職としての重要な素養の一つです。今回は、地域の救急隊員(救命士)の方々を講師にお招きし、約2時間にわたる充実した講習となりました。

講習は、人形や練習用のAED(自動体外式除細動器)を用いた実技指導を中心に行われました。学生たちは、命に関わる状況を想定し、真剣な面持ちで一つひとつの手技を学びました。


心肺蘇生法(胸部圧迫・人工呼吸)や止血、窒息の対応など技術的な側面に加え、「実際に事故現場に居合わせた際の対応の仕方」についても実践的に教わりました。
- 安全の確認: まず自身の安全を確保すること。
- 意識の確認と協力者の要請: 大声で呼びかけ、意識がない場合はすぐに119番通報とAEDの手配を依頼すること。
- 一次救命処置の開始: 迷わず心肺蘇生とAEDを適用すること。
こうした一連の流れを通じて、焦らず、冷静に、かつ迅速に行動する重要性を学びます。
医療事務やクラークは、直接的な治療行為を行う職種ではありませんが、医療機関の「顔」として患者様やご家族と最も接する機会の多い専門職です。
医療現場全体での緊急時の動きを理解することで、医師・看護師といった医療チームの一員として、適切な連携・サポートが可能になったり、命の危機に直面した患者様やご家族に対し、落ち着いた対応や的確な指示を出すことで、心理的な安心感を提供できるスキルを身に付けることはとても重要です。

学生たちは、今回の講習を通じて、単なる事務作業だけでなく、人命救助という最も重要な医療行為の基本を学びました!この経験は、将来、医療現場で働く上での自信と、高い倫理観を育む基盤となるのではないでしょうか。
医療事務・クラーク学科が気になった方はぜひ一度、オープンキャンパスに遊びに来てください♪
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