パティシエ・ベーカリー学科2年生の「保護者参観日」の様子をレポートします。卒業まであと約4ヵ月という彼らが、大切な人に贈った渾身の一皿には、大きな成長が詰まっていました!

保護者の方に披露したのは、洋菓子の王道、シャインマスカットのショートケーキでした。

ショートケーキと聞くと、「簡単そう」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。「ショートケーキは基礎、でも基本だから難しい」のです。なぜなら、ごまかしがきかないから。

プロの現場では、シンプルなものほど、技術の差がはっきりと出てしまいます。今回は、まさにこの「基礎を披露する」ことにありました。

2年生は、入学当初とは比べ物にならないほど洗練された技術で、キラキラと輝くシャインマスカットのショートケーキを完成させたのです!

参観日は、平日開催だったため、残念ながら参加できる保護者の方は少なかったものの、来校された保護者の方からは、学生の成長ぶりを喜ぶ声がたくさん寄せられました。

アンケートには、「2年生になってより成長しているのが伝わりました」「丁寧な作業に驚きました」といった、嬉しい言葉が並びました。

これは、ただ技術が上達したというだけではありません。

これらが全て「成長の証」なんですね。多くの実習を重ね、技術を学んできたのです。

一流のシェフやパティシエが、なぜ「基礎が大切」と口にするのか。それは、基礎技術こそが、新しい発想やオリジナリティを生み出すための土台となるからです。

今回の参観日で披露された美しいショートケーキのように、皆さんも専門学校で基礎をしっかり固め、夢を叶えるための第一歩を踏み出してみませんか?

プロの技術と知識を身につけ、将来、たくさんの人を笑顔にする「食のプロフェッショナル」をめざしましょう!

次回のオープンキャンパスでは、皆さんの目で、先輩たちの学びの様子や、校内の設備をぜひ確かめてみてください!