「食」の世界、特に華やかな製菓・製パン分野に興味がある皆さんに、学校での最もエキサイティングな取り組みの一つをご紹介します。それは、パティシエ・ベーカリー学科の集大成とも言える「卒業製菓展示会」です!

「卒業」と聞くと、まだ遠い未来のように感じるかもしれませんね。でも、この展示会は、単なる卒業制作ではありません。2年間で培った技術、知識、そして何より「自分の作りたい」という熱い想いを込めて、すべてを形にする一大プロジェクトなのです。そして、今年の展示会は12月に開催されます

学生たちはすでにその準備に本格的に取りかかっています。

ゼロから生み出す「私の作品」

この卒業製菓展示会の最大のポイントは、学生たちがレシピも自分で考えることです。

試作で磨く、「こだわり」

レシピ通りに作る実習とは違い、展示会の作品づくりは「すべてが自分次第」です。テーマ設定から始まり、どのような材料を使うか、色や形、食感、そして「誰に、どんな感動を届けたいか」まで、細部にわたってアイデアを練り上げます。

そして、アイデアを形にする過程が「試作」です。

理想の味と見た目を追求し、学生たちは試作にとりかかったばかり。

もちろん、先生たちからもアドバイスももらえます!

膨らみ方、クリームの安定性、見た目の美しさなど、ひたむきに作品と向き合います。この試作を乗り越えることで、技術だけでなく、問題解決能力クリエイティビティといった、将来プロとして活躍するための大切な力が育まれるのです。

12月の「卒業製菓展示会」は、2年生の情熱が詰まった作品がたくさん。その作品を見て、皆さんも「自分も将来こんなものを作りたい!」という具体的な夢を持つことができるはずです。

HPで公開しますのでお楽しみに!