パティシエ・ベーカリー学科1年生。

プロになるための重要な一歩を踏み出しました。それは、校内検定に向けた練習のスタートです!

この校内検定、実は「菓子製造技能士1級」という国家資格を持つプロの先生が、現場で本当に必要とされる技術を厳選して考えた内容なんです。

挑戦するのは、お菓子作りの土台となる3つの基本技術。

絞り:クリームを同じ大きさ、同じ形に、リズミカルに絞り出す技術。ホールケーキやショートケーキのデコレーションなどでよく見かけますね!

ナッペ:ケーキのスポンジに、クリームを均一に、そして美しく塗り広げる技術。これができないと、美しいデコレーションは始まりません。

※ただし実際にホールケーキを作るとき、何度も何度もクリームを触るのは禁物みたいですね!生クリームを作るときに含ませた空気がつぶれ、なめらかさが失われる原因になるそうです。

パイピング:溶かしたチョコレートなどで、プレートにメッセージや模様を描く繊細な技術。「お誕生日おめでとう!」の文字も、この技術が使われています。

この3つの技術に合格すれば、中級へと進むことができます。

検定では、ただできるだけでは合格できません。「制限時間内に」「指定された大きさや形を正確に」クリアすることが求められます。まさにプロの現場さながらの緊張感!

一つひとつ確認しながら練習に励んでいます。最初はなかなか上手くいかなくても、何度も何度も繰り返し練習する姿は、まさに未来の職人の顔。

先生からもアドバイスをもらいます。

「まずは初級合格!」を合言葉に、クラスメイトと励まし合いながら、日々技術を磨いています。

美味しく美しいケーキを作るには、基礎技術は必要不可欠。習得するには地道に練習に励むしかないですね!

初級合格めざして、がんばりましょう!