
【授業をのぞいてみよう】
10月2日(木)
動物健康美容学科(トリマーコース) 2年生
特別講座(ドッグショー)
動物のプロをめざすなら、「スキ」をもっと深く、専門的に育てていくことが大切。犬の美しさと健康を守るトリマーをめざす動物健康美容学科の学生たちが、座学にも真剣に向き合う様子をご紹介します!
【ドッグショー特別講座】プロとしての新たな視点
今回のテーマは「ドッグショー」。
ドッグショーと聞くと、どんなことを想像しますか? 「見た目の美しさを競う会?」と思う人もいるかもしれません。

でも、プロの世界では、単に可愛いだけではない、大切な意味があります。
この日は、JKC(ジャパンケネルクラブ )ドッグショー 中国ブロックスチュワード 委員長 神本様をお招きし、ドッグショーの審査基準や、その背景にある「犬種標準(スタンダード)」の重要な意味を学びました。

「犬種標準とは、その犬種が持つべき健康で理想的な姿を示すもの。トリマーにとって、このスタンダードを理解することは、その犬の健康維持に直結します」
美しさの裏に、犬への深い愛情や尊重が隠れている、それがスタンダードの真意なのかもしれません。

「スキ」を深掘り! 知識が健康を守る力になる
授業では、神本先生が具体的な例を挙げながら、ドッグショーが単なる「品評会」ではなく、「その犬種の健全な将来のために欠かせない役割を果たす」ことを丁寧に説明してくださいました。

例えば、「この犬種の被毛は、どうしてこの手入れが必要なのか?」「理想的な歩き方(歩様)が、なぜ健康状態を示す基準になるのか?」といった、普段のトリミング技術の先にある、基礎となる知識を深めていきます。
学生たちは真剣な表情でメモを取り、配布資料を読み込みます。

専門知識の勉強は大変な側面もあります。でも、知識はプロとして活動するための確かな土台のようなもの!
知るほどに、動物たちへのより深い配慮ができるようになります。

犬種標準を深く知ることで、単なるカットではなく、この子の健康のために何ができるか、という視点を持てるようになった貴重な授業でした。
広島県の動物系専門学校で唯一、文科省「職業実践専門課程」に認定されています。
「職業実践専門課程」は、インターンシップ制度や本日のような特別授業を始め、動物系企業や動物病院と連携した授業や実習をふんだんに取り入れ、最新の企業ニーズ・社会ニーズを反映したカリキュラムが特徴です。
トリマーコースには、特別講座などを通じて、教科書だけでは学べない実践的な技術と、プロとしての心構えを身につける機会が豊富にあります。業界の第一線で活躍する講師から直接学べる環境で、本物のプロトリマーをめざせます。

動物健康美容学科および動物看護総合学科は広島県の動物系専門学校で唯一、文科省の認定を受けている学校です。
職業実践専門過程についてはこちら(文部科学省サイト)

動物が好き!トリマーやグルーマーをめざしたい!
そんな方はぜひオープンキャンパスで授業を体験してみてください。
高校1・2年生や社会人の方、保護者様も参加できますので、ご家族やお友達とお気軽にお越しください。
学校生活や就職について先生や在校生に聞くこともできますよ。
ご予約はこちらから
SNSでは過去のオープンキャンパスや日々の授業、学校生活の様子を随時アップしています。
フォローお待ちしています♪
【Instagram】 ♪可愛いスタッフアニマルたちの日常更新中♪