【広島県初の認可校】アナブキで新国家資格「愛玩動物看護師」をめざす!

愛玩動物看護師 指定養成所※愛玩動物看護師法 附則第2条第1号及び第31条第2号 養成所
愛玩動物看護師 指定養成所※愛玩動物看護師法 附則第2条第1号及び第31条第2号 養成所

アナブキで国家資格は取れるの?

指定養成校だから在学中※に受験できます。

2022年5月、穴吹ビジネス専門学校(動物看護総合学科)は、国家資格「愛玩動物看護師」の受験資格が得られる「指定養成校」として広島県より認可されました。認可校です(2022.6.7時点で関西・中四国で初、全国で5校目の認可校)。

※3年次

愛玩動物看護師てどんな資格?

これまで獣医師だけに認められていたマイクロチップの挿入や採血、投薬など診療行為の一部を、獣医師の指示のもと行えるようになりました。
また、保護動物のケアなど行政事業を含む活動への関わりも期待され、今後ますます重要な役割を果たすことになります。職種の地位も向上し給与や待遇の改善も期待されます。

対象になる動物は?

犬、猫、その他政令で定める動物と規定されています。その他については愛玩鳥を予定していますが、その具体的な範囲については、今後検討することとしています。

国家試験はいつあるの?

毎年2月に実施

2023年2月に第1回国家試験が実施され、毎年1回行われます。当校の在校生の場合、2020年4月入学生が第1回国家試験を受験しました。

環境省:愛玩動物看護師法に関するQ&A 国家試験及び予備試験について

国家資格の取り方は?

受験資格を満たし国家試験で合格

受験資格は「都道府県知事が指定した愛玩動物看護師養成所において3年以上愛玩動物看護師として必要な知識と技術を習得した人」などが対象となります。アナブキは指定養成校で在学中(3年生の2月)に国家試験を受験することになります。

※現職の方など他のルートもあります。詳細は環境省HPの「愛玩動物看護師法に関するQ&A「国家試験及び予備試験の受験資格について」を参照ください。

環境省:愛玩動物看護師法に関するQ&A 国家試験及び予備試験の受験資格について

国家資格になって何が変わったの?

獣医療・適正飼養に関わる専門職として社会的役割が確立

愛玩動物看護師の業務内容で特に注目されているのが、「診療の補助」です。獣医師の指示のもとに採血やマイクロチップの挿入など一部の医療行為を行うことができるようになりました。また、飼い主への適正飼養の指導など、動物行政への関わりも期待されています。なお、国家資格を取得していない人(民間の動物看護師資格取得者など)が「動物看護師」を名乗ることもできなくなりました。

アナブキは他校と何が違うの?

より専門性を磨ける2つの専攻

全国の動物看護師養成校(専門学校)の多くは2年課程でしたが、愛玩動物看護師養成校の指定前から3年制課程を設置していたのは全国で10校程度※と言われており、当校もその一つです。専任獣医師の設置や高度2次診療実習など、以前から質の高い獣医療を提供できる動物看護師養成のための取組みを進めてきました。2024年度からは2つのコース(専攻)を設け、ただ国家資格を取得するのではなく、より専門性を磨くことができます。二次診療動物病院等での研修や実習・研究を通じて、より高度な動物看護スキルを磨く「動物看護医療専攻」は、より専門的で高度な医療知識・技術を持った動物看護師をめざします。介護施設でのアニマルセラピー実習などを行う「動物看護セラピー専攻」は、人と動物に寄り添い、豊かな生活をサポートする動物看護師をめざします。

※2019年度現在

動物看護総合学科

2つのコースの違い

信頼の実績

高い合格実績
2023年度合格率78%(全国平均69%)

長年の指導実績がある獣医師・愛玩動物看護師教員による国家試験対策プログラムで合格に導きます。アプリ学習も取り入れ、個人のレベルや進捗に合わせ効率的に対策できます

動物看護医療専攻

高度二次診療実習や研究を行い、より専門的で高度な技術と知識を持った愛玩動物看護師に

国立大学動物医療センター等での研修や動物看護の実習・研究を通じて、より高度な動物看護の知識・技術を磨きます。動物看護スキルを極め、動物救急センターなどを含む動物病院で即戦力として活躍できる動物看護師をめざします。

専攻について詳しくみる

動物看護セラピー専攻

動物とのふれあいで心身の癒しを得るアニマルセラピーを学び、ワンランク上の動物看護師に

高齢者施設や幼稚園などを訪問し、動物が与える癒しの効果や動物の気持ちを考えた接し方などをアニマルセラピー実習(AAA実習)や研修旅行を通して、動物と社会との関係づくりを習得します。

専攻について詳しくみる

獣医師インタビュー

動物愛護だけでなく、
動物福祉も考えられる人に

獣医師 保永 里奈 さん
やすなが犬猫病院・三原市

動物看護師の業務と現状の課題について教えて下さい。

当院には獣医師3名、動物看護師4名のスタッフが在籍しており、穴吹学園の卒業生も動物看護師として3名勤務しています。動物看護師の仕事は、診療補助、受付業務、入院動物の健康管理、手術補助、院内管理などがあり、その業務内容は多岐にわたります。ただ現在の動物看護師の課題としては、各動物病院の方針により任せている仕事量・内容には大きな差があると感じます。また卒業した学校によって知識や技術の偏りがあったり、専門学校などを卒業していなくても実務経験から動物看護師と同等の業務を行っていたりする場合もあります。地方では求人募集を行っても希望者が見つからないなど人材不足なども課題となっています。


今後、「愛玩動物看護師」として国家資格化されることについてどう思われますか?

国家資格化することは大変意義のあることだと思います。業務内容が明確化されるので、より良い獣医療の提供と発展につながると期待しています。知識・技術の向上だけでなく、社会的地位の向上など、長期的には獣医療に貢献できるものだと思います。当院でも第1回目の愛玩動物看護師国家試験を受験するスタッフもいます。今後、現在の動物看護師有資格者の地位についても考慮してほしいと思っています。


これから動物看護師を目指す人へのメッセージをお願いします。

動物看護師を目指す方は女性が多いですが、国家資格により知識・技術・専門性のある職業となり、一生涯の仕事として目指せる職業の一つとなってほしいと思います。 私自身、幼い頃から犬や生き物が好きで選んだ職業ですが、好きだけでは乗り越えられない経験もたくさんしてきました。目指した入口は動物が可愛い・好きかもしれませんが、動物「愛護」だけではなく動物「福祉」も考えられる人になってもらえたらと願います。獣医療だけではなくどの職業にも通ずるものですが、スキルアップとさらなる向上心を持ち続けることが自身のやりがいにもつながるはずです。

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