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鳥取大学共同獣医学科の特別授業・今回のテーマは「血液」

【授業をのぞいてみよう】
10月13日(火)
動物看護総合学科(3年制) 1・2年生
《鳥取大学共同獣医学科 特別授業》
  

 
穴吹動物専門学校(穴吹カレッジグループ)は中四国で唯一鳥取大学農学部共同獣医学科と教育提携を結んでいます。
福山の学校にいながら国立大学の講義が受けられるのは大変貴重な機会です。
 
 
講師は共同獣医学科獣医臨床検査学教室の井口博士です。
 
今回は「血液」をテーマに1日を通して講義と実習を行いました。

 
午前中は「血液検査」や「輸血」ついて講義形式で解説いただきました。
 

 
いつもは2次診療機関である「動物医療センター」で診療を行っている井口先生。
実際に起こった事例の写真や体験談を交え、専門的な内容を学生達がイメージしやすいよう解説してくださいます。
 
学生達も真剣に受講し、午後からの実習に向けて理解を深めます。
 

 

 
午後からはいよいよ実習!学生達も看護服に着替えて臨みます。
 

 
まずは「採血」の処置から。
 
▽安全に処置を行うために動物の身体を固定する「保定」をして、スタッフ犬の血管の位置を確かめます。

 
採血を行う位置は1か所ではないので、どの部位でも対応できるようにする必要があります。 
 
▽採血の8割は「保定」で決まる!?
苦戦する1年生にインターンシップ経験も積んだ2年生が声をかけて指導していました。

 
続いて「血液検査」です。検査用サンプル作成も動物看護師の大切なお仕事です。
 

 
井口先生が勤務する動物医療センターでは難しい症例や珍しい病気の動物を扱うことが多く、今回、様々な症例の血液サンプルを持ってきてくださいました。
学生達にとっては大変貴重な機会です。
 

 
症例ごとの血液サンプルを実際に観察し、検査方法・診断方法を学びます。
原理の理解をすることで「診断」力まで身に付けます。
  
▽学生達は楽しみながらも真剣に特別授業に臨んでいました。

 
 
井口先生、1日を通してのご指導ありがとうございました。
専門的な授業を通して学生達も得られたものが多くあったようです。
 
 
アナブキでは今回のような大学講師を招いての学内授業だけでなく、高度2次診療を実施する鳥取大学内の動物医療センターへのインターンシップも行っています。
 
動物医療センターでの診察実習はもちろん、大学の講義やCT・MRIなど画像診断機器を使った授業を受けることで、より高度な知識・技術を学ぶことができます。
 


 

動物看護師は国家資格へ

国家資格化が決定した動物看護師(愛玩動物看護師)、今後は獣医療の領域まで業務範囲が広がり、より重要な役割を担うことになります。
今回の実習で学んだ「採血」も新国家資格「愛玩動物看護師」の業務範囲となります。(今日の授業で採血自体は実施していません)
 
獣医師のパートナーとして、よりレベルの高い獣医療を実現するために、これからもより広く深い知識・技術を身に着けていきましょう!

 
 
動物が好き!動物に関わる仕事をしてみたい!
そんな方はぜひオープンキャンパスで授業を体験してみてください。
高校1・2年生や社会人の方、保護者様も参加できますので、ご家族やお友達とお気軽にお越しください。
学校生活や就職について先生や在校生に聞くこともできますよ。

 
体験メニューとご予約はこちらから  
 
 
▽おまけ 実習中に居眠りをするスタッフ猫ほたて

   
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