令和2年5月29日
在校生の皆様
保護者の皆様
学校法人穴吹学園
新学期授業状況のご報告と学校再開に向けての今後の方針について
皆様方におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は本校の教育に多大なるご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
さて、広島県は5月22日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業要請や外出自粛の全面解除を行い、25日には全国緊急事態宣言が解除されました。
そのような状況下で、本校では5月11日の授業再開とともに、オンラインによる遠隔授業をスタートし、各ご家庭のご理解とご協力のお陰をもちまして、順調に進めることができております。これらは、まだまだ改善点はあるものの、第1回目の学生アンケート集計結果からもオンライン授業による教育効果は確認されております。(別紙参照)※アンケート集計結果の1~5段階で5が最も良い
※全3回実施予定で、詳細は後日再掲します。
その他、遠隔授業以外にも、オンラインでの学生生活や就職支援等の相談にも取り組んでおります。
また、文部科学省作成の資料でも「専修学校における取組事例」として、全国の専門学校の中のモデル校として本校の動画配信を取り上げていただいたり(別紙参照)、姉妹校である穴吹カレッジグループの高松校(香川県)も同様に遠隔授業の実践校として選ばれ紹介していただいています。(別紙参照)
これも皆様のご支援の賜物と、重ねてお礼申し上げます。
さて、国や広島県の規制が解除されたとは言え、一斉に登校し、通常の対面授業を再開するまでには、まだ見極めが必要と考えております。
つきましては、国や広島県のガイドラインによる指導に基づき、以下のような授業の再開を実施して参ります。
・6月1日(月)以降について、段階的教育活動の再開として、適切な感染予防対策の上で対面授業を再開します。(ただし、一部の学校、学科のクラスについては、分散登校、もしくはオンライン授業との併用クラスもあり)
※現在の予定として、夏休みも当初の予定よりも短縮し、4月に実施できていない授業日数を8月に実施する予定にしており、詳細につきましては、各担任より学生の皆さんへお伝えさせていただきます。
さらに具体的な措置については、下記をご参照ください。
なお、学生の皆さんは、下記の事項を一つひとつ丁寧に読み込み、ルールを遵守するとともに、周りの方々に配慮したマナーの向上に努めてください。
1.段階的な教育活動の再開について
(1)講義・実習の体制について
① 6月1日(月)以降も一部の学校、学科の講義については遠隔授業の継続を予定しております。
② 一部の講義および実習については、分散型登校を実施します。各クラスで担任の先生より説明します。
(2)登下校について
① 遠隔を含む授業については、一部の学校、学科を除き、9時30分授業開始と、基本的に通常と変わりません。
② 学科によって登下校時間が変わりますので、時間割で十分確認をしておいてください。
③ その日の授業終了後は、速やかに下校し、校内に残らないようにしてくだい。
④放課後のクラブ活動は、当面自粛とし、活動再開は学校から通知します。
(3)7月1日(水)以降の対応について
すべての学科において、通常授業、実習を再開予定としていますが、状況を見ながら変更となる場合は、6月24日(水)までに判断し、ホームページや担任から直接お知らせします。
2.学生の安全確保への対応について
(1)登校の際の注意・実施事項について
① 起床後に検温を行い、googleフォームにて記入送信の上、体温が37.5度以上の発熱や体調不良のある場合は登校することなく学校へ連絡し、速やかに医療機関の診察を受ける。その場合は、欠席扱いとする。
② 登校時には校内に入る前に教職員による非接触型体温計による検温を再度行う。同様に体温が37.5度以上の発熱がある場合は下校し、速やかに医療機関の診察を受ける。その場合は、欠席扱いとする。
③ 登校時の手洗い後、各フロアのアルコール消毒液で手指を消毒する。
④ ドアノブ、階段手すり、スイッチ、エレベータボタン、PC実習室のパソコンのマウスやキーボード、ピアノの鍵盤など共用物に触れる際は、必ず手指をアルコール消毒してから触ることを徹底する。
⑤ 校内では必ずマスクを着用する。
⑥ 校内の移動にできるだけエレベータを利用せず、時間に余裕をもって階段での移動とする。
⇒ エレベータを利用する場合は上りのみとし、1回に3人までの利用とする。
⇒ 足のケガや大きな荷物を運ぶ等の場合は下りのエレベータ利用も可とする。
⑦ 教室内の換気のため、窓開放、ドア開放の上、授業を行なう。
⑧ 教室内ではできるだけ机・イスを離し、学生同士の前後左右の距離を取る。
⇒ 広い教室での授業に変更したり、オンライン授業の継続により、教室内の密を避ける。
⑨ 授業合間の休憩時間もできるだけ密を避け、学生同士の距離を保つようにする。
⑩ トイレ内は3人を目安に利用するようにする。
⑪ トイレ利用後は30秒程度の流水とハンドソープでの手洗いとアルコール消毒する。
⑫ 昼食時は対面での食事は行わないようにし、会話も控えるようにする。
⇒ 各ホームルーム教室のほか学生ホール(東町校舎、入船校舎)および、東町校舎C棟3階メディアホールを開放し、食事の際に利用できるようにする。
⇒ 調理・製菓校は各ホームルーム教室のほか2階レストラン実習室を開放する。
⇒ 使用した机等が汚れた場合は、利用者の責任でアルコール除菌等を行う。
(2)実習時の注意・実施事項について
① フェイスシールド、マウスシールドの着用【対象学科のみ】
② アルコール消毒
③ ソーシャルディスタンスの確保
④ 各実習室は定期的に換気
それでは、学生の皆さんと再会の上、一日も早く通常の体制に戻れますことを心から祈念しております。
以上